オーストラリアン・オープン決勝のリマッチはふたたびナダルに軍配、チチパスに勝ったノリーとの最終決戦へ [ATPアカプルコ]

写真は決勝進出を決めたラファエル・ナダル(スペイン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「アビエルト・メキシカーノ・テルセル」(ATP500/メキシコ・アカプルコ/2月21~26日/賞金総額183万2890ドル/ハードコート)の男子シングルス準決勝で、第4シードのラファエル・ナダル(スペイン)が第1シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)を6-3 6-3で下して今季3勝目に王手をかけた。

 第1セットを先取したナダルは第2セット第1ゲームでメドベージェフのサービスゲームを破り、そのあと追いつかれるピンチを11回凌ぐと最後のゲームをブレークして2時間の試合を締めくくった。

 ふたりは今年のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン)決勝で死闘を繰り広げ、2セットダウンを克服したナダルが男子の単独トップとなる21回目のグランドスラム制覇を果たしていた。ふたたび勝者となったナダルは、メドベージェフとの対戦成績を5勝1敗とした。

 前回プレーした2020年にタイトルを獲得した35歳のナダルは同大会での連勝を「9」に伸ばし、シーズン開始からマッチ14連勝で自己最高をさらに更新した。

 メドベージェフは雪辱に失敗したが、ドバイ(ATP500/ハードコート)の準々決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)が敗れたため大会後に更新されるATPランキングで世界ナンバーワンの座に就くことが決まっている。

 ナダルは決勝で、第3シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)を6-4 6-4で破って勝ち上がった第6シードのキャメロン・ノリー(イギリス)と対戦する。両者は2021年シーズンに3度顔を合わせ、いずれもナダルが勝っている。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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