世界ナンバーワンになる可能性を持つメドベージェフが初戦に勝利 [ATPアカプルコ]

写真はダニール・メドベージェフ(ロシア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「アビエルト・メキシカーノ・テルセル」(ATP500/メキシコ・アカプルコ/2月21~26日/賞金総額183万2890ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で第1シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)がブノワ・ペール(フランス)を6-3 6-4で退け、準優勝に終わったオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン)からの再スタートを切った。試合時間は1時間41分。

 今大会に初めて出場した26歳のメドベージェフは、ここでタイトルを獲得すればノバク・ジョコビッチ(セルビア)から世界ランク1位の座を奪うことができる。

 メドベージェフは2回戦で、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したアレックス・エルナンデス(メキシコ)を6-0 6-1で破って勝ち上がったパブロ・アンドゥハル(スペイン)と対戦する。

 この日プレーしたメドベージェフ以外のシード勢は第3シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)、第4シードのラファエル・ナダル(スペイン)、第6シードのキャメロン・ノリー(イギリス)が2回戦に駒を進めたが、第5シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)は腹部のケガを理由に第2セット途中でリタイアした。

 ベレッティーニはトミー・ポール(アメリカ)に対して第1セットを6-4で先取したが、第2セット1-5の時点で試合続行を断念した。

 ラスロ・ジェレ(セルビア)に7-6(7) 7-6(4)で競り勝ったチチパスは、ツアーレベルで200回目のマッチ勝利を挙げた。

 そのほかの試合ではジョン・ミルマン(オーストラリア)の途中棄権で勝ち上がったマルコス・ギロン(アメリカ)のほか、予選を勝ち上がってきた日本の西岡良仁(ミキハウス)がワイルドカードで出場した40歳のフェリシアーノ・ロペス(スペイン)を2-6 6-0 6-4で、予選勝者のJ.J.ウルフ(アメリカ)はロレンツォ・ソネゴ(イタリア)を3-6 7-6(7) 6-2で倒してそれぞれ初戦を突破した。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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