スビトリーナは準決勝に進めず、第3セット2ブレークアップからオソリオに逆転負け [WTAモンテレイ]

写真はエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「GNP保険オープン」(WTA250/メキシコ・ヌエボ レオン州モンテレイ/2月日28~3月6日/賞金総額23万9477ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第1シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)が第5シードのカミラ・オソリオ(コロンビア)に6-1 5-7 6-7(5)で競り負けた。

 第1セットを快調に取ったあと第2セット5-6から初めてサービスゲームを落としてセットオールに追いつかれたスビトリーナは、第3セットで2つブレークして4-1とリードしていた。しかしそこからオソリオが4ゲームを連取して反撃すると、タイブレークの末に勝利をもぎ取った。

 午前2時過ぎに2時間33分に渡る死闘を勝利で終えたオソリオは試合後、「私はいかなる瞬間にも決して諦めなかった」と胸を張った。

「第1セットを1-6で落としたけど私は戦い続け、ポイントごとの踏ん張り続けた。そのことを本当に誇りに思うわ」

 ふたりはこれが2度目のマッチアップだったが、ふたたびオソリオが勝者となった。両者は昨年10月にテネリフェ(WTA250/ハードコート)の1回戦で一度対決しており、オソリオが5-7 6-3 6-2で勝っていた。

 大会の賞金を母国に寄付すると公表している27歳のスビトリーナは前回プレーした2020年にタイトルを獲得していたが、同大会で続けていた連勝は「7」でストップした。

 オソリオは次のラウンドで、第4シードのサラ・ソリベス トルモ(スペイン)を6-3 1-6 6-4で破って勝ち上がった第6シードのヌリア・パリザス ディアス(スペイン)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、レイラ・フェルナンデス(カナダ)とベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)の顔合わせとなった。ディフェンディング・チャンピオンで第2シードのフェルナンデスがワン・チャン(中国)を7-6(4) 6-4で退け、アダッド マイアはマリー・ブーズコバ(チェコ)との接戦を4-6 6-4 7-6(7)で制した。

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写真◎Getty Images

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