「とても悲しいけどテニスができることに感謝」ウクライナカラーのウェアでロシア人選手に勝利のスビトリーナ [WTAモンテレイ]

1回戦でアナスタシア・ポタポワ(ロシア)を倒したウクライナカラーを見にまとったエレナ・スビトリーナ(ウクライナ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「GNP保険オープン」(WTA250/メキシコ・ヌエボ レオン州モンテレイ/2月日28~3月6日/賞金総額23万9477ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、第1シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)がアナスタシア・ポタポワ(ロシア)を6-2 6-1で退けた。

 ロシアによるウクライナ侵攻を受けてスビトリーナは女子テニス協会(WTA)などが必要な決定を下すまでロシアとベラルーシの選手たちとの試合をプレーしないと宣言してポタポワ戦を棄権すると表明していたが、国際テニス運営団体が共同声明を発表して制裁措置を講じたことで1回戦に臨んでいた。

「今日、とても特別な試合だった。気分はとても悲しい。でも、ここでテニスができていることに感謝している。最初から集中して、何が起きても対応する準備ができていた。とにかく足を動かすことを意識して、サービスもよかった。私には国のための使命があった。この大会は私にとって特別なもの。すべての賞金はウクライナの軍隊へ贈られる。応援してくれてありがとう」

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写真◎Getty Images

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