ガウフが3回戦へ、18歳の誕生日に元世界1位ハレプと対決 [WTAインディアンウェルズ]
WTAツアー公式戦の「BNPパリバ・オープン」(WTA1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月日9~20日/賞金総額836万9455ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第16シードのコリ・ガウフ(アメリカ)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したクレア・リュー(アメリカ)との同胞対決を6-1 7-6(4)で制してベスト32に進出した。
ガウフは18歳の誕生日に行われる予定の3回戦で、エカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)を6-2 4-6 6-2で破って勝ち上がった元世界ランク1位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)と対戦する。
第24シードのハレプはケガによる長期離脱によりランキングを落として現在は26位とシード順位はガウフより下とはいえ、言うまでもなくツアー屈指の実力者だ。これ以前にふたりが唯一顔を合わせた2019年ウインブルドン4回戦ではハレプがストレート勝ちしたあとそのまま優勝を遂げたが、これはガウフがまだ15歳だったときのことだった。
互いに多くのブレークポイントを掴みながら凌ぎ合ったこの日の試合では、ガウフが主導権を手放すことなく比較的簡単に第1セットを取ったものの、第2セットはより拮抗した展開になった。リューはタイブレークで一時3-1とリードしたがガウフが巻き返し、最後はラリーで押していたかに見えたリューのバックハンドがネットにかかって試合に終止符が打たれた。
「今日の私はタオルを取りに行くのに時間をかけ、急ぎ過ぎないように心掛けていたわ。本能的に急ぎたくなってしまっていたけど、自分に時間を取れと言い聞かせ続けていたの」と試合後にガウフは明かした。
「それは過去の経験から学んだことであり、大事な瞬間に正しい判断を下し続けられるよう願っている」
自分の誕生日にプレーするハレプ戦について、ガウフは「言うまでもなく、自分の誕生日に勝てるよう祈っているわ。もし負けたらがっかりでしょうね。でも例えそうなったとしても、結果に関係なくいい日を過ごすことができるとわかっているから」と話した。
写真◎Getty Images
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