シフィオンテクが初戦に快勝、バーティの電撃引退で世界ナンバーワンが確定 [マイアミ・オープン]

写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「マイアミ・オープン」(WTA1000/アメリカ・フロリダ州マイアミ/3月22日~4月3日/賞金総額836万9455ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第2シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)がビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)を6-2 6-0で退けベスト32に進出した。試合時間は1時間14分。

 シード勢は1回戦がBYEで免除されており、シフィオンテクはこの試合が初戦だった。アシュリー・バーティ(オーストラリア)が現役引退の決断を下したためランキングから消えることになり、シフィオンテクはこの勝利で大会後に更新されるWTAランキングで1位の座に就くことが確定した。

 シフィオンテクは次のラウンドで、第29シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)を6-4 6-0で破って勝ち上がったマディソン・ブレングル(アメリカ)と対戦する。

 この日はシフィオンテク以外にも2人のトップ10プレーヤーが初戦に臨み、第5シードのパウラ・バドーサ(スペイン)が予選勝者のマリー・ブーズコバ(チェコ)を7-5 7-5で倒して3回戦に駒を進めたが、第4シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)はベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)に6-4 1-6 2-6で敗れた。

 そのほかの試合では第12シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)、第14シードのコリ・ガウフ(アメリカ)、第16シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)、第17シードのエレナ・リバキナ(カザフスタン)、第21シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)、第28シードのペトラ・クビトバ(チェコ)、ジャン・シューアイ(中国)、ユリア・プティンセバ(カザフスタン)、シェルビー・ロジャーズ(アメリカ)、アンヘリーナ・カリニーナ(ウクライナ)、予選勝者のローレン・デービス(アメリカ)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したリンダ・フルヴィルトバ(チェコ)が2回戦を突破した。

 ジャンが第24シードのソラナ・シルステア(ルーマニア)を6-1 6-1で、ロジャーズが第10シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)を6-3 7-6(0)で、カリニーナが第26シードのマディソン・キーズ(アメリカ)を3-6 6-3 6-4で、16歳のフルヴィルトバは第24シードのエリース・メルテンス(ベルギー)を7-5 2-6 6-1で倒してそれぞれシードダウンを演じた。

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写真◎Getty Images

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