約7ヵ月ぶりに復帰したムチョバ が棄権、大坂なおみは不戦勝で4回戦に進出 [マイアミ・オープン]

写真は女子シングルス2回戦勝利後にファンのサインに応じる大坂なおみ(フリー)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「マイアミ・オープン」(WTA1000/アメリカ・フロリダ州マイアミ/3月22日~4月3日/賞金総額836万9455ドル/ハードコート)の女子シングルス3回戦に勝ち進んでいたカロリーナ・ムチョバ(チェコ)が左腹部のケガを理由に棄権したため、大坂なおみ(フリー)が不戦勝でベスト16に進出することが決まった。

 25歳のムチョバは初戦敗退に終わったUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)を最後にケガのために公式戦でプレーしておらず、約7ヵ月ぶりの復帰戦に臨んでいた。

 マイアミに2年連続6度目の出場となる24歳の大坂は、昨年のベスト8がこれまでの最高成績。そのときは不戦勝を含め3試合を勝ち上がったあと、準々決勝でマリア・サカーリ(ギリシャ)に0-6 4-6で敗れていた。

 両者の対戦成績は、1勝1敗のイーブン。初対決だった2020年8月のウェスタン&サザン・オープン(WTAプレミア5/ハードコート)2回戦は大坂が6-7(5) 6-4 6-2で、昨年5月のマドリッド(WTA1000/クレーコート)2回戦ではムチョバが6-4 3-6 6-1で勝っていた。

 今大会での大坂は1回戦でアストラ・シャルマ(オーストラリア)を6-3 6-4で、2回戦では第13シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)を6-2 6-3で破って勝ち上がっていた。

 2021年シーズンの大坂は東京オリンピックを含む9大会(18勝6敗)の参戦に留まり、今季はここまで3大会でプレーして6勝2敗の戦績で今大会を迎えている。

 大坂は4回戦で、アリソン・リスク(アメリカ)とアン・リー(アメリカ)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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