アルカラスが大会初勝利、インディアンウェルズ4強の好調ぶりを再証明 [マイアミ・オープン]

写真は3月23日に行われた記者会見でのカルロス・アルカラス(スペイン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「マイアミ・オープン」(ATP1000/アメリカ・フロリダ州マイアミ/3月23日~4月3日/賞金総額955万4920ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第14シードのカルロス・アルカラス(スペイン)がマートン・フチョビッチ(ハンガリー)を6-3 6-2で下してベスト32に進出した。

 シード勢は1回戦がBYEで免除されており、アルカラスはこの試合が初戦だった。大会デビューを飾った昨年の大会では1回戦負けだったため、これは彼にとって大会初勝利となった。

 前週のインディアンウェルズ4強入りと活躍したアルカラスは、このところの好調ぶりを改めて証明して見せた。

「いつの日か世界ナンバーワンになりたい」という野望を抱いているアルカラスは、「これは長くゆっくりとしたプロセスなのだという事実を受け入れている。迅速にいい成績を挙げたとしても、これは長距離レースなのだと理解しておく必要がある」と大会開始時に話していた。

「マスターズ1000の大会で優勝し、年末にATPファイナルズに出られるよう願っている。これらは、その長距離レースの過程での目標だ」

 アルカラスは3回戦で、アレクセイ・ポプリン(オーストラリア)を6-0 6-3で破って勝ち上がった第21シードのマリン・チリッチ(クロアチア)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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