WTAが公式メンタルヘルスケアパートナーとして『モダンヘルス』と提携

写真は2021年アクロンWTAファイナルズ・グアダラハラのドロー抽選会でスピーチするWTAのミッキー・ローラー会長(Getty Images)


 女子テニス協会(WTA)が水曜日、主に企業の従業員などを対象にメンタルヘルスケアのサービスを提供している『モダンヘルス』を公式パートナーとすることを発表した。プレスリリースによれば、WTAはもう何年にも渡ってエリートアスリートのメンタルヘルスに尽力する部門を設けていたが、モダンヘルスとの協力体勢を取ることで更に充実したケアの提供を目指すしたいとしている。

 モダンヘルスの最高経営責任者(CEO)兼創設者のアリソン・ワトソン氏は、「日に日に多くのアスリートがメンタルヘルスに関する戦いについて、勇気を持ってフォロワーたちと共有するようになってきています」と話した。

「自分自身が不安に苦しんできた女性アスリートとして、WTAと提携して最高レベルで戦うために身体と心を駆り立てているアスリートをサポートできることを非常に光栄に思います」

 テニスでは大坂なおみ(フリー)がメンタルヘルスの問題について公言し、他の選手たちからも共感の声が上がったことが記憶に新しい。

 またWTAのミッキー・ローラー会長はプレスリリースを通し、「すべての人生の歩みにおけるハイパフォーマンスは、頻繁に我々の健康に影響を与えるストレスや他のさまざまな問題を伴います。メンタルヘルスに関する偏見をなくすためにも『モダンヘルス』と協力するというのは素晴らしいことであり、我々はできるだけ多くの人々が人生そのものの基盤であるものをコントロールできるようにしたいと考えています」 と述べた。

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写真◎Getty Images

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