大坂なおみは準優勝、シフィオンテクが同種目で史上4人目の『サンシャイン・ダブル』を達成 [マイアミ・オープン]

写真は決勝を戦い終えて健闘を称え合う大坂なおみ(フリー/右)とイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「マイアミ・オープン」(WTA1000/アメリカ・フロリダ州マイアミ/3月22日~4月3日/賞金総額836万9455ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で世界ランク77位(3月21日付)の大坂なおみ(フリー)は第2シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)に4-6 0-6で敗れ、シフィオンテクが3大会連続優勝を飾った。試合時間は1時間19分。

 2月末のドーハと前週のインディアンウェルズ(ともにWTA1000/ハードコート)を制した20歳のシフィオンテクはキャリア最長の連勝記録を「17」に伸ばし、同種目では史上4人目となる『サンシャイン・ダブル(インディアンウェルズとマイアミの連続優勝)』を達成した。

 大坂がツアー大会で決勝に進出したのは昨年のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)以来でキャリア11回目だったが、戦績は7勝3敗(不戦敗は除く)となった。

 マイアミに2年連続6度目の出場となった24歳の大坂は、昨年のベスト8がこれまでの最高成績だった。そのときは不戦勝を含め3試合を勝ち上がったあと、準々決勝でマリア・サカーリ(ギリシャ)に0-6 4-6で敗れていた。

 この結果でシフィオンテクは、大坂との対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は2019年8月にトロント(WTAプレミア5/ハードコート)で一度顔を合わせ、大坂が7-6(4) 6-4で勝っていた。

 今大会での大坂は1回戦でアストラ・シャルマ(オーストラリア)を6-3 6-4で、2回戦で第13シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)を6-2 6-3で退け、3回戦はカロリーナ・ムチョバ(チェコ)が左腹部のケガを理由に棄権したため不戦勝で勝ち上がり、4回戦でアリソン・リスク(アメリカ)を6-3 6-4で、準々決勝で第9シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)を6-2 6-1で、準決勝では第22シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)を4-6 6-3 6-4で破って決勝進出を決めていた。

 2021年シーズンの大坂は東京オリンピックを含む9大会(18勝6敗)の参戦に留まり、今季はここまで3大会でプレーして6勝2敗の戦績で今大会を迎えていた。

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写真◎Getty Images

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