WTA500のシュツットガルトがアンドレスクにワイルドカードを授与
WTAツアー公式戦の「ポルシェ・テニス・グランプリ」(WTA500/ドイツ・バーデン ヴュルテンベルク州シュツットガルト/4月18~24日/賞金総額75万7900ドル/室内クレーコート)からワイルドカード(主催者推薦枠)を受け取り、ビアンカ・アンドレスク(カナダ)が同大会に初出場することになった。
21歳のアンドレスクは昨年12月に精神的休息のために期限を定めず一時的にツアーを離れると発表しており、出場が実現すれば昨年9月のインディアンウェルズ(WTA1000/ハードコート)以来の公式戦復帰となる。
2019年USオープン決勝でセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)を倒して優勝を遂げたとき、アンドレスクはまだ19歳だった。彼女はそのすぐあと、世界ランク自己最高の4位に浮上した。しかし同年10月に左膝の半月板を損傷したアンドレスクは、約15ヵ月間ツアーから離れることになった。
昨年のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)で復帰したアンドレスクはグランドスラム大会で4勝4敗と思うような結果を残せず、2021年シーズンを17勝12敗のタイトルなしで終え、7位だった世界ランクを現在は119位まで落としている。
同大会には世界ランク1位のイガ・シフィオンテク(ポーランド)を含め、ガルビネ・ムグルッサ(スペイン)以外のトップ10プレーヤー9人がエントリーしている。
またユーレ・ニーマイヤー(ドイツ)と2017年大会チャンピオンのラウラ・シグムンド(ドイツ)がワイルドカードで本戦入りし、18歳のナスターシャ・シュンク(ドイツ)と20歳のエバ・リーズ(ドイツ)はワイルドカードで予選に挑戦する権利を手にしたと大会は発表した。
写真◎Getty Images
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