本玉真唯がエース対決を制し、インドネシア戦の勝利が確定 [ビリー ジーン・キング・カップ◎アジア・オセアニア地区グループⅠ]
女子テニスの国別対抗戦「ビリー ジーン・キング・カップ by BNPパリバ」アジア・オセアニア地区グループⅠ(4月12~16日/トルコ・アンタルヤ/クレーコート)の第2戦「日本対インドネシア」の第2試合で、日本の本玉真唯(島津製作所:単129位)がインドネシアのアルディラ・ストジアディ(単350位)を6-2 6-1で退け日本の勝利が確定した。試合時間は59分。
両者は今回が初対戦。日本代表初選出となった22歳の本玉は2度目のシングルス出場だったが、2連勝を飾った。
第1試合は内島萌夏(フリー:単208位)がファドナ ティタルヤナ・クスマワティ(単--位)を6-2 6-0で下し、日本が先勝していた。
日本は2020年のファイナルズ予選(2月7、8日/スペイン・ムルシア/クレーコート)でスペインに1勝3敗で敗れ、昨年のプレーオフ(4月16、17日/ウクライナ・チョルノモルスク/クレーコート)でウクライナに0勝4敗で完敗を喫してグループⅠ降格が決まっていた。
ビリー ジーン・キング・カップは男子のデビスカップ(デ杯)と同様にITF(国際テニス連盟)が主催する女子テニスの国別対抗戦で、2020年に採用された新フォーマットでは12ヵ国が3チームによる4グループに別れて総当たり戦を行ったあと各グループの1位4チームが決勝トーナメントに進出して優勝チームを決定する。試合は原則としてベスト・オブ・3セットマッチで行われ、シングルス2試合とダブルス1試合で争われる。
各地域ゾーンは1ヵ所集中開催で、今回のアジア・オセアニア地区は6ヵ国(日本、中国、韓国、インド、インドネシア、ニュージーランド)による総当たり戦を行い上位2チームが来季のファイナルズ予選出場をかけた11月のプレーオフに進出することができ、下位2チームはグループⅡに自動降格となる。各対戦はシングルス2試合、ダブルス1試合の3試合によって争われる。
日本代表を率いる土橋登志久監督は今シーズン限りで辞任する意向を表明しており、プレーオフに進めなかった場合はこれが最後の指揮となる。
※文中の世界ランクは4月11日付
アジア・オセアニア地区グループⅠ◎第2戦|日本(2勝0敗)2-0 インドネシア(0勝2敗)
第1試合 ○内島萌夏(フリー:単208位)6-2 6-0 ●ファドナ ティタルヤナ・クスマワティ(単--位)
第2試合 ○本玉真唯(島津製作所:単129位)6-2 6-1 ●アルディラ・ストジアディ(単350位)
第3試合 青山修子(近藤乳業:複8位)/柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス:複7位)vs ベアトリス・グムリア(複182位)/ジェシー・ロンピス(複153位)
※オーダーは変更の可能性あり
写真◎Getty Images
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