前年覇者チチパスが準々決勝へ「準備を整え、いいメンタルで臨み、勝つために情熱を注いで自分の仕事をするだけ」 [モンテカルロ・マスターズ]

写真はステファノス・チチパス(ギリシャ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「ロレックス・モンテカルロ・マスターズ」(ATP1000/モナコ・モンテカルロ/4月10~17日/賞金総額580万2475ユーロ/クレーコート)の男子シングルス3回戦で、タイトル防衛に挑んでいる第3シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)がラスロ・ジェレ(セルビア)を7-5 7-6(1)で倒してベスト8進出を決めた。

「警戒しなければならないことはわかっていた。彼はクレーコートで非常にいいプレーができる選手だからね。彼は安定感があって多くのボールを返してくるから、この勝利のために大いに奮闘しなければならなかったよ」とチチパスはオンコートインタビューで語った。

「タイブレークの出だしに元気を出していいスタートを切り、ラリーでしっかり踏み止まってチャンスがあれば取りにいくことが重要だった」

 23歳のチチパスは準々決勝で、20歳のロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)を2-6 6-4 6-3で破って勝ち上がった第12シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)と対戦する。

 試合が終わった時点でどちらと当たるか知らなかったチチパスは次戦を見据え、「2人ともクレーコートでいいプレーをする選手だ。彼らはともにクレーコートに適したプレースタイルを持っている。僕がやらなくてはいけないのは、準備を整え、いいメンタルで臨み、勝つために情熱を注いで自分の仕事をすることだ」と意欲を見せた。

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写真◎Getty Images

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