バルセロナ・オープン優勝のアルカラスが明かした闘志を高める秘訣とは?
ATPツアー公式戦の「バルセロナ・オープン・バンコサバデル」(ATP500/スペイン・カタルーニャ州バルセロナ/4月18~24日/賞金総額280万2580ユーロ/クレーコート)の男子シングルス決勝で第5シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が第8シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)を6-3 6-2で下し、母国の地では初のツアー優勝を飾った。
1年前に世界ランク119位だったアルカラスは、バルセロナの1回戦でフランシス・ティアフォー(アメリカ)にストレートで敗れていた。しかしその1年後、彼はチャンピオンとなっていた。そのメンタルは、年齢を考えると恐ろしいほど強い。
苦戦した準決勝の間、コートでもベンチに座ってからも何度も拳を握りしめて自分を鼓舞していた18歳のアルカラスは決勝後に受けたインタビューで尋ねられ、試合前に映画『ロッキー』シリーズのサウンドトラックを聴いて闘志を高めているのだと明かした。
「毎試合前にあの曲を聴いているんだ。モティベーションが高まるからね。あの曲を聴くと、映画を思い出すよ。ロッキーの持つファイティングスピリットは驚くべきものだ」と照れ笑いしながらアルカラスは話した。
「僕も試合のたびに、あのような経験をしようとしているんだ。そうすると意欲を掻き立てられるよ」
写真◎Getty Images
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