「強い覚悟と強い意思が必要」伊達公子が5日間の沖縄キャンプで伝えたかったこと 【リポビタンPresents伊達公子×YONEX PROJECT 2期生第4回キャンプ】

「リポビタンPresents伊達公子×YONEX PROJECT~Go for the GRAND SLAM~」の2期生第4回キャンプ参加メンバー


 メンバーの一人である木下晴結は、プロジェクトが目標の一つとして掲げていたグランドスラム・ジュニア出場を、1月の全豪オープンで達成した。キャンプ直前にはジュニアビリージーンキングカップのメンバーにも選出され、日本代表として戦った。これは他の選手にとっても大きな刺激となっており、網田永遠希は「(そういう選手と)打ち合えるのはすごくありがたい」と言い、添田栞菜は「自分はそれ以上頑張って結果を残したい」と意気込みを見せた。


次回のキャンプは6月中旬を予定している

 選手たちは「全身が筋肉痛です」と口にしつつも、顔は不思議と笑顔だった。疲労感とともに“やり遂げた”という達成感を体と心に染み込ませ、6月の第5回キャンプでの再会を誓って、家路に着いた。

 

■石井心菜(12)
いしい・ここな 2010年3月10日生

最年少ながらも持ち前の明るさで場を和ませた。「伊達さんに体幹がふにゃふにゃだと言われたので、トレーニングを頑張りたい」と重要性に気づいた様子だ。5月の全国選抜では、12歳ながらも14歳以下にエントリーし、優勝することを目標に掲げている。

 
■木河優(16)
きかわ・ゆう 2006年3月10日生

3月に行われた全国選抜高校テニスでは、第一薬科大付属高校のS1として活躍した木河は、「朝起きると全身が筋肉痛で、今日できるのかな?と毎日思っていたけど、やり切ることができた」と充実した表情を見せる。グランドスラムジュニアへの出場を目指し、ランキング上昇に意欲を見せる

 
■網田永遠希(15) 
あみた・とわき 2006年5月25日生

4月から野田学園に入学し、寮生活を送る網田。「キャンプの前からキツいと言われていましたが、本当にキツかった」と言いつつも、錦織圭とのポイントマッチではシングルス、ダブルスともに勝利したり、ウォームアップの相手を務めるなど沖縄で終始“持っている”選手だった

 
■林妃鞠(15) 1780位(ITF4/11) 
はやし・ひまり 2006年7月13日生

昨年肘の故障、足の立方骨の疲労骨折など、ケガ見舞われた林。疲労骨折は完治していない中、苦しい状況からさらにひたむきに自分を追い込む姿が見られた。四日市商業へ入学し、新しい環境での生活がスタートしており「学校が楽しくて仕方ない。早く骨折を治して、思いきりプレーしたい」と前向きだ。

 
■添田栞菜(15)
そえだ・かんな 2006年9月11日生

4月から通信制の高校を選択し、本気でテニスに取り組むことを決意した添田。沖縄キャンプについて「練習はキツいけど、強い人と打ち合えたし、いい緊張感を持ってできた」と充実の表情を見せる。添田豪は叔父にあたり「言葉でのアドバイスはそんなにないけど、打ち合うだけで学ぶことが多い」という。

 
■岸本聖奈(15) 
きしもと・せいな 2006年10月6日生

3月の久留米でベスト8に入った岸本は「(久留米は)自分の成長を感じられた」としながらも「ベスト4に入れなかったのは自分に足りないところがあったから」とキャンプでのさらなる成長を目指した。フットワークの細かい動きの重要性を学んだという。

 
■木下晴結(15) 
きのした・はゆ 2006年10月27日生

今年1月の全豪オープンジュニアでは予選を勝ち上がり、本戦へ進出。ジュニアビリージーンキングカップの日本代表メンバーに選ばれた木下は、「すごいハードできついけど、目標があるので頑張れます」とキャンプのメンバーを牽引した。全仏ジュニア、ウインブルドンジュニアを控えており、「頑張って結果を残したい」と意気込んでいる。


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