大坂なおみは昨年に続いて2回戦敗退、クレーコートでソリベス トルモに2試合連続ストレート負け [マドリッド・オープン]

写真は試合後に握手を交わす大坂なおみ(フリー/左)とサラ・ソリベス トルモ(スペイン)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「ムトゥア・マドリッド・オープン」(WTA1000/スペイン・マドリッド/4月28日~5月7日/賞金総額657万5560ドル/クレーコート)の女子シングルス2回戦で、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した世界ランク36位(4月25日付)の大坂なおみ(フリー)はサラ・ソリベス トルモ(スペイン)に3-6 1-6で敗れた。試合時間は1時間28分。

 大坂は試合を通して23本のウィナーを決めたが、アンフォーストエラーを25本と量産した。対するソリベス トルモはウィナーは3本だけだったが3本しか凡ミスを犯さず、トータルポイント65対49と大差をつけた。

 今大会に2年連続5度目の出場となった24歳の大坂は、2019年のベスト8が最高成績。第2シードで臨んだ昨年は、2回戦でカロリーナ・ムチョバ(チェコ)に4-6 6-3 1-6で敗れていた。

 この結果でソリベス トルモは、大坂との対戦成績を2勝2敗のタイに追いついた。直近では2020年2月にフェドカップ(現ビリー ジーン・キング・カップ)のファイナルズ予選(スペイン・ムルシア/クレーコート)で対決し、大坂が0-6 3-6で完敗を喫していた。

 今大会での大坂は、1回戦で予選勝者のアナスタシア・ポタポワ(ロシア)を6-3 6-1で破って勝ち上がっていた。

 2021年シーズンの大坂は東京オリンピックを含む9大会(18勝6敗)の参戦に留まったが、クレーコートでは4試合で2勝2敗と揮わなかった。今季ここまで4大会でプレーした大坂は、マイアミ(WTA1000/ハードコート)で準優勝するなど11勝3敗の戦績で今大会を迎えていた。

 ソリベス トルモは次のラウンドで、ダリア・カサキナ(ロシア)と対戦する。カサキナは1回戦で、第4シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)を3-6 6-3 6-1で下しての勝ち上がり。

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写真◎Getty Images

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