アンドレスクがコリンズを退け3回戦へ、復帰後4試合目で2019年シーズン以来の対トップ10勝利 [マドリッド・オープン]

写真は2019年シーズン以来の対トップ10勝利をマークしたビアンカ・アンドレスク(カナダ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「ムトゥア・マドリッド・オープン」(WTA1000/スペイン・マドリッド/4月28日~5月7日/賞金総額657万5560ドル/クレーコート)の女子シングルス2回戦で、ビアンカ・アンドレスク(カナダ)が第6シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)を6-1 6-1で下して16強入りを決めた。

 昨年12月に精神的休息のために期限を定めず一時的にツアーを離れると発表した21歳のアンドレスクは、前週のシュツットガルト(WTA500/室内クレーコート)での復帰から4試合目で2019年シーズン以来となる対トップ10勝利をマークした。

 この勝利で大会後に更新されるWTAランキングでトップ100返り咲きが確実となったアンドレスクは次のラウンドで、予選勝者のカイア・カネピ(エストニア)を6-3 6-3で破って勝ち上がった第12シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)と対戦する。

 そのほかの試合では第9シードのエマ・ラドゥカヌ(イギリス)、第16シードのエレナ・リバキナ(カザフスタン)、ダリア・カサキナ(ロシア)、ジル・タイヒマン(スイス)、アンヘリーナ・カリニーナ(ウクライナ)、サラ・ソリベス トルモ(スペイン)が勝ち上がり、ベスト16が出揃った。

 カサキナが第4シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)を3-6 6-3 6-1で、タイヒマンが第17シードのレイラ・フェルナンデス(カナダ)を6-4 6-4で、カリニーナは第7シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)を6-3 6-0で倒してそれぞれシードダウンを演じた。

 サカーリに逆転勝利をおさめたカサキナは、「出だしは少し不安定だったけど、第1セットの終わりに自分のテニスと試合を覆す方法を見出したの。スコアは試合の展開を正確に反映してはいないけど、しっかり終わらせて長い試合にならなくて済んでよかったわ」と試合後にコメントした。

 トップハーフ(ドローの上半分)の3回戦ではラドゥカヌがカリニーナと、リバキナがタイヒマンと、カサキナはソリベス トルモと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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