「僕、ロジャー、ノバクはテニスの歴史の一部」ナダルが語る“ビッグ3”

イタリア国際の会場で練習中にコーチと話すラファエル・ナダル(スペイン(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「BNLイタリア国際」(イタリア・ローマ/5月8~15日/賞金総額600万8725ユーロ/クレーコート)に第3シードで出場しているラファエル・ナダル(スペイン)が目覚ましい活躍を見せているカルロス・アルカラス(スペイン)について語った。

「まず彼は若く、新しい。どんなものでも新しいものには興味を惹かれるものだ。当然、古いものよりもよく見える。それは人生の中で当たり前のこと。それについて何も不満はない。同じ国から彼のような存在が現れたことはうれしい限りだ」

 自身を含めたビッグ3についても客観的に見ている。

「ファンにとっては僕、ロジャー(・フェデラー/スイス)、ノバク(・ジョコビッチ/セルビア)がプレーすることは何よりもうれしいこと。僕が言うのは少し恥ずかしいけど、僕ら3人はテニスの歴史の一部。どんなスポーツでも最高の選手がプレーするのは素晴らしいこと。でも状況は変化しており、僕らは歳を重ねて新たな世代がどんどん出てきている」

 イタリア国際の次は、13度の優勝を誇るフレンチ・オープンが開幕する。

「ロラン・ギャロスは言うまでもなくとても重要な大会になる。優勝候補はたくさんいると思う。僕はここ、そしてロラン・ギャロスでいいプレーをするためにいる。今年のスタートは最高のものだった。この歳でこのキャリアの時点で今の状況は素晴らしいことだ。いい準備をしたい」

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写真◎Getty Images

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