3試合の接戦を勝ち抜いた川村茉那/光崎楓奈がITFツアーで4度目のタイトル獲得 [W25オシエク]

写真は女子ダブルスで優勝を飾った川村茉那(フジキン/右)と光崎楓奈(h2エリートテニスアカデミー)(写真提供◎川村茉那:フジキン所属)


 国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「オシエク・オープン」(ITFワールドテニスツアーW60/クロアチア・オシエク/5月9~15日/賞金総額2万5000ドル/クレーコート)の女子ダブルス決勝で、第2シードの川村茉那(フジキン)/光崎楓奈(h2エリートテニスアカデミー)が第3シードのジェシー・アニー(アメリカ)/イングリッド・ガマラ マルチンス(ブラジル)に6-3 2-6 [10-8]で競り勝ちチャンピオンに輝いた。試合時間は1時間21分。

 昨年の全日本テニス選手権で準優勝を飾った川村と光崎のコンビは、今季5度目のダブルス出場。同ペアがITFツアーでタイトルを獲得したのは、昨年8月のラドム(W25/クレーコート)以来で通算4度目となる。

 1回戦をBYEで免除されていた川村/光崎は初戦となった準々決勝でマリアナ・ドラジッチ(クロアチア)/レベッカ・ストルマー(ハンガリー)を3-6 6-3 [10-8]で、準決勝ではドミニカ・サルコバ/ジュリー・ストルプロバ(ともにチェコ)を5-7 6-2 [15-13]で破って決勝進出を決めていた。

 シングルスの日本勢は予選を勝ち上がった川村と山口芽生(フリー)が出場していたが、いずれも初戦敗退に終わっていた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者

日本人選手の試合結果

女子シングルス1回戦

●4川村茉那(日本/フジキン)[Q] 3-6 6-7(2) ○3べロニカ・エリヤヴェツ(スロベニア)[Q]

●20山口芽生(日本/フリー)[Q] 6-4 0-6 2-6 ○19ドミニカ・サルコバ(チェコ)[Q]

女子ダブルス決勝

○16川村茉那/光崎楓奈(フジキン/h2エリートテニスアカデミー)[2] 6-3 2-6 [10-8] ●5ジェシー・アニー/イングリッド・ガマラ マルチンス(アメリカ/ブラジル)[3]

女子ダブルス準決勝

○16川村茉那/光崎楓奈(フジキン/h2エリートテニスアカデミー)[2] 5-7 6-2 [15-13] ●9ドミニカ・サルコバ/ジュリー・ストルプロバ(チェコ)

女子ダブルス準々決勝

○16川村茉那/光崎楓奈(フジキン/h2エリートテニスアカデミー)[2] 3-6 6-3 [10-8] ●13マリアナ・ドラジッチ/レベッカ・ストルマー(クロアチア/ハンガリー)

女子ダブルス1回戦

16川村茉那/光崎楓奈(フジキン/h2エリートテニスアカデミー)[2] Bye

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写真提供◎川村茉那:フジキン所属

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