川上倫平がダブルスでITFツアー2勝目、シングルスは準優勝 [M15ドボイ]
国際テニス連盟(ITF)の男子ツアー下部大会「ドボイ・オープン」(ITFワールドテニスツアーM15/ボスニア ヘルツェゴビナ・ドボイ/5月9~15日/賞金総額1万5000ドル/クレーコート)の男子ダブルス決勝で、ノーシードから勝ち上がってきたオレクサンドル・ビエリンスキー(ウクライナ)/川上倫平(マイシン)が第2シードのミロス・カロル/ルーカス・ポコルニー(ともにスロバキア)を3-6 7-6(3) [10-6]で倒してチャンピオンに輝いた。試合時間は1時間38分。
ビエリンスキーと川上は、今大会で初めてペアを組んでダブルスに出場。21歳の川上がITFツアーでタイトルを獲得したのは、4月に菊池玄吾(エキスパートパワーシズオカ)とのペアで臨んだアンタルヤ(M15/クレーコート)のダブルス以来でキャリア2度目となる。
今大会でのビエリンスキー/川上は1回戦で第1シードのアジズ・オアカー(チュニジア)/マラト・シャリポフ(ロシア)を6-2 7-6(3)で、準々決勝でフェデリコ・カンパーナ/ジャン マルコ・オルテンジ(ともにイタリア)を6-2 6-1で、準決勝では第4シードのボゾ・バルン/アレン・ロギッチ ハザリッチ(ともにクロアチア)を6-2 6-2で破って決勝進出を決めていた。
川上は第5シードで出場していたシングルスでも決勝に進出し、第1シードのゲルゲリー・マダラス(ハンガリー)に3-6 5-7で敗れはしたが準優勝を飾った。
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者
上位の試合結果
男子シングルス決勝
○1ゲルゲリー・マダラス(ハンガリー)[1] 6-3 7-5 ●25川上倫平(日本/マイシン)[5]
男子シングルス準決勝
○1ゲルゲリー・マダラス(ハンガリー)[1] 7-6(3) 5-4 Ret. ●9セバスチャン・ジマ(ルーマニア)[4]
○25川上倫平(日本/マイシン)[5] 6-2 6-0 ●21エンリケ・ロチャ(ポルトガル)[JR]
男子シングルス準々決勝
○1ゲルゲリー・マダラス(ハンガリー)[1] 6-3 7-6(5) ●8ロレンツォ・ロットリ(イタリア)[6]
○9セバスチャン・ジマ(ルーマニア)[4] 6-3 6-3 ●14アンドレイ・メディッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)[WC]
○21エンリケ・ロチャ(ポルトガル)[JR] 6-3 3-6 6-3 ●20ジャン マルコ・オルテンジ(イタリア)[Q]
○25川上倫平(日本/マイシン)[5] 6-0 3-1 Ret. ●29ルカ・パブロビッチ(フランス)
男子ダブルス決勝
○2オレクサンドル・ビエリンスキー/川上倫平(ウクライナ/マイシン)3-6 7-6(3) [10-6] ●16ミロス・カロル/ルーカス・ポコルニー(スロバキア)[2]
男子ダブルス準決勝
○2オレクサンドル・ビエリンスキー/川上倫平(ウクライナ/マイシン)6-2 6-2 ●5ボゾ・バルン/アレン・ロギッチ ハザリッチ(クロアチア)[4]
○16ミロス・カロル/ルーカス・ポコルニー(スロバキア)[2] 6-2 6-1 ●10ドゥサン・オブラドビッチ/ブラダン・タディッチ(セルビア/ボスニア・ヘルツェゴビナ)
写真◎Getty Images
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