川上倫平が菊池玄吾とのダブルスでITFツアー初タイトルを獲得、望月勇希/上杉海斗は2週連続優勝ならず [M15アンタルヤ]

写真はイメージ(Getty Images)


 国際テニス連盟(ITF)の男子ツアー下部大会「アンタルヤ・シリーズ」(ITFワールドテニスツアーM15/トルコ・アンタルヤ/4月4~10日/賞金総額1万5000ドル/クレーコート)の男子ダブルス決勝で、ノーシードから勝ち上がってきた川上倫平(マイシン)/菊池玄吾(エキスパートパワーシズオカ)が第3シードの望月勇希(エキスパートパワーシズオカ)/上杉海斗(江崎グリコ)を1-6 7-6(6) [10-3]で倒して優勝を飾った。試合時間は1時間24分。

 菊池と川上は、今大会で初めてペアを組んでダブルスに出場。30歳の菊池がITFツアーでタイトルを獲得したのは2019年6月のグアム(M15/ハードコート)以来で4度目(シングルス2勝、ダブルス2勝)だが、21歳の川上にとっては単複を通して初めてとなる。

 今大会での川上/菊池は1回戦でサンドロ・コップ(オーストリア)/カリン・マンダ(ルーマニア)を6-3 6-2で、準々決勝で第4シードのトゥナ・アルトゥナ(トルコ)/ニコラエ・フルンザ(ルーマニア)を6-3 6-3で、準決勝では第1シードのヤン・ボンダレフスキー(ロシア)/オレグ・プリホドコ(ウクライナ)を6-2 3-6 [12-10]で破って決勝進出を決めていた。

 川上はシングルスでも2回戦で第8シードの望月を6-1 6-2で倒すなどして勝ち上がり、準決勝で第7シードのハマド・メジェドビッチ(セルビア)に6-7(2) 4-6で敗れはしたが4強入りした。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者

日本人選手の試合結果

男子シングルス準決勝

●20川上倫平(日本/マイシン)6-7(2) 4-6 ○25ハマド・メジェドビッチ(セルビア)[7]

男子シングルス準々決勝

○20川上倫平(日本/マイシン)6-2 3-6 6-2 ●21マティス・エアハルト(フランス)

男子シングルス2回戦

●17望月勇希(日本/エキスパートパワーシズオカ)[8] 1-6 2-6 ○20川上倫平(日本/マイシン)

男子シングルス1回戦

○17望月勇希(日本/エキスパートパワーシズオカ)[8] 2-6 6-3 6-2 ●18ミハイル・ミナコフ(ロシア)[Q]

○20川上倫平(日本/マイシン)6-1 6-1 ●19トマーシュ・ラニク(スロバキア)[Q]

男子ダブルス決勝

●12望月勇希/上杉海斗(エキスパートパワーシズオカ/江崎グリコ)[3] 6-1 6-7(6) [3-10] ○8川上倫平/菊池玄吾(マイシン/エキスパートパワーシズオカ)

男子ダブルス準決勝

○12望月勇希/上杉海斗(エキスパートパワーシズオカ/江崎グリコ)[3] 7-5 6-3 ●14ペトロス・クリソチョス/セルギス・キラツィス(キプロス)

○8川上倫平/菊池玄吾(マイシン/エキスパートパワーシズオカ)6-2 3-6 [12-10] ●1ヤン・ボンダレフスキー/オレグ・プリホドコ(ロシア/ウクライナ)[1]

男子ダブルス準々決勝

○12望月勇希/上杉海斗(エキスパートパワーシズオカ/江崎グリコ)[3] 6-3 6-3 ●9ジョン・スパーレ/ティモ・ストッダー(ドイツ)

○8川上倫平/菊池玄吾(マイシン/エキスパートパワーシズオカ)6-3 6-3 ●5トゥナ・アルトゥナ/ニコラエ・フルンザ(トルコ/ルーマニア)[4]

男子ダブルス1回戦

○12望月勇希/上杉海斗(エキスパートパワーシズオカ/江崎グリコ)[3] 2-6 6-3 [10-3] ●11ウラジミール・イワノフ/ミハイル・ミナコフ(エストニア/ロシア)

○8川上倫平/菊池玄吾(マイシン/エキスパートパワーシズオカ)6-3 6-2 ●7サンドロ・コップ/カリン・マンダ(オーストリア/ルーマニア)

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写真◎Getty Images

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