ルードがコキナキスを倒してオペルカとの準決勝へ [ジュネーブ・オープン]

写真はムトゥア・マドリッド・オープンでのキャスパー・ルード(ノルウェー)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「ゴーネット・ジュネーブ・オープン」(ATP250/スイス・ジュネーブ/5月15~21日/賞金総額59万7900ユーロ/クレーコート)の男子シングルス準々決勝で、第2シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)がタナシ・コキナキス(オーストラリア)を6-4 7-6(3)で倒してベスト4に進出した。

 アグレッシブなストロークで相手を振り回した23歳のルードは、競り合いながらもコキナキスとの初対決を制した。

「最初のポイントから最後のポイントまで、本当に厳しかった。タナシは大きな武器、危険なショットを持つ選手だ。そして彼は今季、いいプレーをしている。彼が戻ってきたのを目にできて楽しいよ。彼がケガで苦しんでいたことは知っている。彼と対戦するのは初めてだったから、すべては新しい体験だったよ。第1セットの終わりに何とかブレークすることができ、タイブレークではいくつかのいいポイントをプレーして試合を終わらせることができた」とルードは試合を振り返った。

 ディフェンディング・チャンピオンのルードは次のラウンドで、タロン・グリークスプア(オランダ)を6-4 3-6 6-3で破って勝ち上がった第4シードのライリー・オペルカ(アメリカ)と対戦する。オペルカは主な武器であるパワフルなサービスを炸裂させ、14本のエースを奪って今季5度目となる準決勝進出を決めた。

「厳しい試合になるだろう。ライリーのサービスをリターンするのは非常に難しい。でも僕はベストを尽くし、どんなふうに戦えるか見てみるつもりだ。僕はいつも、ライリーとの対戦を楽しんでいる。彼は僕とほぼ同年代の選手であり、彼とのもうひとつのバトルとなる訳だ。いい戦いになるよう願っている」とルードは次戦を見据えた。

 もうひとつの準決勝は、リシャール・ガスケ(フランス)とジョアン・ソウザ(ポルトガル)の顔合わせとなった。2回戦で第1シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)を倒したガスケがその勢いを維持してカミル・マイクシャク(ポーランド)を6-2 6-4で退け、ソウザはイリヤ・イバシカ(ベラルーシ)に7-5 7-5で競り勝った。

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写真◎Getty Images

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