ルードが追い込まれながらもソウザを振りきりタイトル防衛に成功 [ジュネーブ・オープン]

写真はムトゥア・マドリッド・オープンでのキャスパー・ルード(ノルウェー)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「ゴーネット・ジュネーブ・オープン」(ATP250/スイス・ジュネーブ/5月15~21日/賞金総額59万7900ユーロ/クレーコート)の男子シングルス決勝で、第2シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)がジョアン・ソウザ(ポルトガル)に7-6(3) 4-6 7-6(1)で競り勝ち2連覇を達成した。

 ソウザは第3セット5-4でサービスゲームを迎えたが、土壇場でブレークバックに成功したルードがタイブレークに持ち込み3時間1分の試合を締めくくった。

 ルードがATPツアーでタイトルを獲得したのは、2月のブエノスアイレス(ATP250/クレーコート)以来でキャリア8度目(準優勝3回)となる。同大会を2年連続で制したのは、2016年と17年にやってのけたスタン・ワウリンカ(スイス)以来となる。

 この結果でルードは、ソウザとの対戦成績を3勝0敗とした。両者は2019年2月にリオデジャネイロ(ATP500/クレーコート)とサンパウロ(ATP250/室内クレーコート)の2回戦で顔を合わせ、いずれもルードが勝っていた。

 今大会でのルードは初戦となった2回戦でブノワ・ペール(フランス)を6-3 6-1で、準々決勝でタナシ・コキナキス(オーストラリア)を6-4 7-6(3)で、準決勝では第4シードのライリー・オペルカ(アメリカ)を7-6(2) 7-5で破って決勝進出を決めていた。

 2月のプネー(ATP250/ハードコート)以来となるツアー決勝をプレーした33歳のソウザは、キャリア5勝目を目指していた。

 これに先立ち行われたダブルス決勝では、第1シードのニコラ・メクティッチ/マテ・パビッチ(ともにクロアチア)がパブロ・アンドゥハル(スペイン)/マットヴェ・ミドルコープ(オランダ)を2-6 6-2 [10-3]で倒して2週連続優勝を飾った。

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写真◎Getty Images

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