シフィオンテクが2年ぶりの女王返り咲き、18歳ガウフを退けビーナスに並ぶマッチ35連勝 [フレンチ・オープン]

写真は2年ぶりの女王返り咲きを決めた瞬間のイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月22日~6月5日/クレーコート)の女子シングルス決勝で、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が第18シードのコリ・ガウフ(アメリカ)を6-1 6-3で下して2年ぶりに女王の座に返り咲いた。試合時間は1時間8分。

 2月末のドーハ(WTA1000/ハードコート)から6大会連続優勝を飾ったシフィオンテクはキャリア最長の連勝を「35」に伸ばし、2000年に記録したビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)に並んだ。

 ロラン・ギャロスに4年連続出場となった21歳のシフィオンテクは、秋に開催された2020年大会でノーシードから1セットも落とさず1997年のイバ・マヨーリ(クロアチア)以来となる10代チャンピオンに輝いた。タイトル防衛に挑んだ昨年は、準々決勝でマリア・サカーリ(ギリシャ)に4-6 4-6で敗れていた。

 この結果でシフィオンテクは、ガウフとの対戦成績を3勝0敗とした。クレーコートでは昨年5月にローマ(WTA1000)の準決勝で顔を合わせており、シフィオンテクが7-6(3) 6-3で勝っていた。

 今大会でのシフィオンテクは1回戦で予選勝者のレシヤ・ツレンコ(ウクライナ)を6-2 6-0で、2回戦でアリソン・リスク(アメリカ)を6-0 6-2で、3回戦でダンカ・コビニッチ(モンテネグロ)を6-3 7-5で、4回戦で19歳のジェン・チンウェン(中国)を6-7(5) 6-0 6-2で、準々決勝で第11シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)を6-3 6-2で、準決勝では第20シードのダリア・カサキナ(ロシア)を6-2 6-1で破って決勝進出を決めていた。

 2018年にはジュニアの部でチャンピオンに輝いた実績を持つ18歳のガウフはペグラとのペアで第8シードとして参戦しているダブルスでも決勝に勝ち進んでおり、グランドスラム初制覇の可能性を残している。

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写真◎Getty Images

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