アレバロがエルサルバドルに初のグランドスラム優勝杯をもたらし、40歳ロジェは四大大会男子ダブルスで最年長のチャンピオンに [フレンチ・オープン]

写真は男子ダブルスで優勝を飾ったマルセロ・アレバロ(エルサルバドル/左)とジャン ジュリアン・ロジェ(オランダ)(Getty Images)


 今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月22日~6月5日/クレーコート)の男子ダブルス決勝で、第12シードのマルセロ・アレバロ(エルサルバドル)/ジャン ジュリアン・ロジェ(オランダ)がイバン・ドディグ(クロアチア)/オースティン・クライチェク(アメリカ)を6-7(4) 7-6(5) 6-3で倒して栄冠に輝いた。試合時間は3時間1分。

 ロジェとアレバロのコンビは、今大会が15回目目のダブルス出場。今季は2月に3大会で決勝に進出し、ダラス(ATP250/室内ハードコート)とデルレイビーチ(ATP250/ハードコート)で2週連続優勝を飾った。

 この勝利でアレバロがエルサルバドルに初のグランドスラム優勝杯をもたらし、オリア・テカウ(ルーマニア)とのペアで2015年ウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)と17年USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)を制した実績を持つ40歳のロジェは四大大会の男子ダブルスで最年長のチャンピオンとなった。

 今大会でのアレバロ/ロジェは1回戦でハンス・ハッチ ベルドゥーゴ(メキシコ)/フィリップ・オズバルド(オーストリア)を7-6(5) 6-3で、2回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のエンゾ・キュアコ/マニュエル・ギナール(ともにフランス)を3-6 7-5 6-4で、3回戦で第7シードのティム・プッツ(ドイツ)/マイケル・ビーナス(ニュージーランド)を6-4 2-6 6-1で、準々決勝でラファエル・マトス(ブラジル)/ダビド・ベガ エルナンデス(スペイン)を7-6(6) 6-3で、準決勝では第16シードのロハン・ボパンナ(インド)/マットヴェ・ミドルコープ(オランダ)を4-6 6-3 7-6(8)で破って決勝進出を決めていた。

 大会前週のリヨン(ATP250/クレーコート)でコンビ初タイトルを獲得したドディグ/クライチェクは、マッチ9連勝でグランドスラム決勝の舞台に辿り着いていた。

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写真◎Getty Images

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