今井慎太郎がダブルスで今季初優勝、ITFツアーの同種目通算23勝目 [M25チェンライ]

写真は男子ダブルスで優勝を飾ったコンサップ・コンカール(タイ/左)と今井慎太郎(イカイ)(写真提供◎今井慎太郎:イカイ所属)


 国際テニス連盟(ITF)の男子ツアー下部大会「ITF男子テニスツアー」(ITFワールドテニスツアーM25/タイ・チェンライ/5月30日~6月5日/賞金総額2万5000ドル/ハードコート)の男子ダブルス決勝で、ノーシードから勝ち上がってきたコンサップ・コンカール(タイ)/今井慎太郎(イカイ)が第1シードのスー・ユーシャオ(台湾)/スン・ファジン(中国)に6-4 1-6 [10-8]で競り勝ち優勝を飾った。試合時間は1時間10分。

 コンカールと今井は、今大会で初めてペアを組んでダブルスに出場。28歳の今井慎太郎がITFツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、チョン・ユンソン(韓国)とのペアで臨んだ昨年5月のモナスティル(M15/ハードコート)以来で通算23回目となる。

 今大会でのコンカール/今井は1回戦でタナペット・チャンタ(タイ)/デイン・ケリー(オーストラリア)を6-2 5-7 [11-9]で、準々決勝でクリスチャン ディディエ・チン(マレーシア)/ブ・ユンチャオケテ(中国)を6-3 7-5で、準決勝ではワイルドカード(主催者推薦枠)のジラット・ナバシリソンブーン/サパワット・サエウィ(ともにタイ)を6-2 4-6 [10-8]で破って決勝進出を決めていた。

 6人が出場したシングルスの日本勢は、第3シードの今井と第8シードの越智真(江崎グリコ)が8強入りしたのが最高成績だった。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)

上位の試合結果

男子シングルス決勝

○22カシディット・サムレイ(タイ)6-3 7-6(3) ●16コンスタンティン・クラフチュク(ロシア)[5]

男子シングルス準決勝

○16コンスタンティン・クラフチュク(ロシア)[5] 7-5 7-6(4) ●1スー・ユーシャオ(台湾)[1]

○22カシディット・サムレイ(タイ)6-4 7-5 ●32デイン・ケリー(オーストラリア)[2]

男子シングルス準々決勝

○1スー・ユーシャオ(台湾)[1] 7-6(3) 6-3 ●8越智真(日本/江崎グリコ)[8]

○16コンスタンティン・クラフチュク(ロシア)[5] 7-6(7) 6-3 ●9今井慎太郎(日本/イカイ)[3]

○22カシディット・サムレイ(タイ)6-4 6-3 ●17ルビン・ステイサム(ニュージーランド)[7]

○32デイン・ケリー(オーストラリア)[2] 1-6 6-4 6-3 ●25ブ・ユンチャオケテ(中国)[6]

男子ダブルス決勝

○14コンサップ・コンカール/今井慎太郎(タイ/イカイ)6-4 1-6 [10-8] ●1スー・ユーシャオ/スン・ファジン(台湾/中国)[1]

男子ダブルス準決勝

○1スー・ユーシャオ/スン・ファジン(台湾/中国)[1] 6-4 6-3 ●5望月勇希/越智真(エキスパートパワーシズオカ/江崎グリコ)[3]

○14コンサップ・コンカール/今井慎太郎(タイ/イカイ)6-2 4-6 [10-8] ●9ジラット・ナバシリソンブーン/サパワット・サエウィ(タイ)[WC]

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写真提供◎今井慎太郎:イカイ所属

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