国際テニス連盟（ITF）の男子ツアー下部大会「キングス・グアム・ワールドテニスツアー」（ITFワールドテニスツアーM25／アメリカ・グアム島ハーモン／5月30日～6月5日／賞金総額2万5000ドル／ハードコート）の男子ダブルス決勝で、ノーシードから勝ち上がってきた仁木拓人（三菱電機）／柚木武（イカイ）が第3シードのホン・ソンチャン／キム・チョンウィ（ともに韓国）に6-1 6-7(4) [11-9]で競り勝ちタイトルを獲得した。試合時間は1時間22分。

　仁木と柚木は、今大会で初めてペアを組んでダブルスに出場。ITFツアー8戦目だった23歳の柚木が単複を通して初優勝、34歳の仁木はダブルス26勝目となる。

　今大会での仁木／柚木は1回戦で第4シードの中村錬（地主株式会社）／岡村一成（橋本総業ホールディングス）を6-1 7-6(5)で、準々決勝でチャン・ユンソク／キム・グンジュン（ともに韓国）を6-1 6-3で、準決勝では第2シードの松井俊英（ASIA PARTNERSHIP FUND）／上杉海斗（江崎グリコ）を7-6(2) 6-3で破って決勝進出を決めていた。

　シングルスでは第4シードの野口莉央（明治安田生命）が決勝に進出し、第5シードのホンに3-6 2-6で敗れはしたが準優勝を飾った。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位、WCはワイルドカード（主催者推薦枠）

上位の試合結果

男子シングルス決勝

○25ホン・ソンチャン（韓国）[5] 6-3 6-2 ●9野口莉央（日本／明治安田生命）[4]

男子シングルス準決勝

○9野口莉央（日本／明治安田生命）[4] 6-1 6-3 ●1伊藤竜馬（日本／橋本総業ホールディングス）[1]

○25ホン・ソンチャン（韓国）[5] 6-2 6-0 ●17キム・チョンウィ（韓国）[7]

男子シングルス準々決勝

○1伊藤竜馬（日本／橋本総業ホールディングス）[1] 6-1 6-2 ●8仁木拓人（日本／三菱電機）[6]

○9野口莉央（日本／明治安田生命）[4] 6-4 7-5 ●15柚木武（日本／イカイ）[WC]

○17キム・チョンウィ（韓国）[7] 6-3 6-3 ●21上杉海斗（日本／江崎グリコ）

○25ホン・ソンチャン（韓国）[5] 6-2 5-7 6-1 ●32ナム・ジソン（韓国）[2]

男子ダブルス決勝

○11仁木拓人／柚木武（三菱電機／イカイ）6-1 6-7(4) [11-9] ●5ホン・ソンチャン／キム・チョンウィ（韓国）[3]

男子ダブルス準決勝

○5ホン・ソンチャン／キム・チョンウィ（韓国）[3] 3-6 7-5 [11-9] ●1ナム・ジソン／ソン・ミンギュ（韓国）[1]

○11仁木拓人／柚木武（三菱電機／イカイ）7-6(2) 6-3 ●16松井俊英／上杉海斗（ASIA PARTNERSHIP FUND／江崎グリコ）[2]

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