河内一真が相生学院高の後輩・田沼諒太とのダブルスでITFツアー初優勝 [M15タイニン]

写真は男子ダブルスで優勝を飾った河内一真(フリー/左)と田沼諒太(橋本総業ホールディングス)(写真提供◎田沼諒太:橋本総業ホールディングス所属)


 国際テニス連盟(ITF)の男子ツアー下部大会「ハイ ダン・カップ」(ITFワールドテニスツアーM15/ベトナム・タイニン/5月30日~6月5日/賞金総額1万5000ドル/ハードコート)の男子ダブルス決勝で、第4シードの河内一真(フリー)/田沼諒太(橋本総業ホールディングス)が第1シードのスー・ユーシャオ(台湾)/スン・ファジン(中国)を7-6(6) 6-2で下してタイトルを獲得した。試合時間は1時間29分。

 相生学院高校の先輩後輩コンビの河内/田沼は、この大会が12回目のダブルス出場。2019年6月のシンガポール(M15/ハードコート)では、3試合を勝ち上がって準優勝を飾っていた。ITFツアーでは27歳の河内が単複を通して初優勝、26歳の田沼はダブルス3勝目となる。

 今大会での河内/田沼は1回戦でファン・ツン ハオ/ルオ・チェンシュン(ともに台湾)を6-4 3-6 [10-6]で、準々決勝でスラージ R・プラボード/ムット アディティア・センティルクマール(ともにインド)を6-0 6-3で、準決勝では千頭昇平(テニスラウンジ)/今村昌倫(JCRファーマ)を6-4 7-6(1)で破って決勝進出を決めていた。

 6人が出場したシングルスの日本勢は、第4シードの田沼が4強入りしたのが最高成績だった。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者

上位の試合結果

男子シングルス決勝

○1ナム ホァン・ライ(ベトナム)[1] 6-3 6-4 ●24トーマス・ファンカット(オーストラリア)[3]

男子シングルス準決勝

○1ナム ホァン・ライ(ベトナム)[1] 5-7 6-1 6-3 ●9田沼諒太(日本/橋本総業ホールディングス)[4]

○24トーマス・ファンカット(オーストラリア)[3] 6-7(4) 7-5 6-2 ●28イ・ジェムン(韓国)[Q]

男子シングルス準々決勝

○1ナム ホァン・ライ(ベトナム)[1] 6-4 6-3 ●7千頭昇平(日本/テニスラウンジ)[Q]

○9田沼諒太(日本/橋本総業ホールディングス)[4] 6-1 6-2 ●16ファン・ツン ハオ(台湾)[7]

○24トーマス・ファンカット(オーストラリア)[3] 3-6 6-1 6-4 ●18熊坂拓哉(日本/イカイ)

○28イ・ジェムン(韓国)[Q] 6-2 7-6(6) ●29ルオ・チェンシュン(台湾)

男子ダブルス決勝

○5河内一真/田沼諒太(フリー/橋本総業ホールディングス)[4] 7-6(6) 6-2 ●9ファン・ミン トゥアン/トリン・リン ジャン(ベトナム)[WC]

男子ダブルス準決勝

○5河内一真/田沼諒太(フリー/橋本総業ホールディングス)[4] 6-4 7-6(1) ●3千頭昇平/今村昌倫(テニスラウンジ/JCRファーマ)

○9ファン・ミン トゥアン/トリン・リン ジャン(ベトナム)[WC] 6-4 7-5 ●13プレストン・ブラウン/カイル・シーリグ(アメリカ)

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写真提供◎田沼諒太:橋本総業ホールディングス所属

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