全日本チャンピオン中川直樹が田沼諒太とのダブルスで準優勝 [M15モナスティル]

写真は男子ダブルス準優勝の中川直樹(左)と田沼諒太(ともに橋本総業ホールディングス)(写真提供◎田沼諒太:橋本総業ホールディングス所属)

国際テニス連盟(ITF)の男子ツアー下部大会「マジック・ホテル・ツアーズ」(ITFワールドテニスツアーM15/チュニジア・モナスティル/2月8~14日/賞金総額1万5000ドル/ハードコート)の男子ダブルス決勝で、ノーシードから勝ち上がってきた中川直樹/田沼諒太(ともに橋本総業ホールディングス)は第1シードのアレクサンダー・エルラー(オーストリア)/スカンデル・マンスーリ(チュニジア)に0-6 5-7で敗れた。試合時間は1時間1分。

 田沼と中川のコンビは、今回がITF大会で2度目のダブルス出場。初めてペアを組んだ2015年3月の甲府(ITF1万ドル/ハードコート)では、初戦敗退に終わっていた。

 今大会での中川/田沼は1回戦でアレクサンダー・コッツェン(アメリカ)/ジャン・ティルアン(フランス)を6-4 6-1で下し、準々決勝はモエス・エチャルギ(チュニジア)/ルーカス・ムゲビシャス(リトアニア)が棄権したため不戦勝で勝ち上がり、準決勝ではアルトゥール・ブキエ/バンジャマン・ピエトリ(ともにフランス)を6-4 6-4で破って決勝進出を決めていた。

 シングルスでの中川は初戦の日本人対決でワイルドカード(主催者推薦枠)の田島尚輝(やまやコミュニケーションズ)を7-5 6-0で倒したあと、2回戦で第1シードのマンスーリに6-7(4) 5-7で競り負けた。田沼は予選2試合を勝ち抜いたあと、1回戦でエチャルギに6-7(7) 6-7(3)で敗れていた。(テニスマガジン)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者、JRはITFジュニア枠

上位の試合結果

男子シングルス決勝

○30ゴーティエ・オンクリン(ベルギー)6-1 6-4 ●8アレクサンダー・エルラー(オーストリア)[5]

男子シングルス準決勝

○8アレクサンダー・エルラー(オーストリア)[5] 7-6(5) 2-6 6-4 ●10トム・コチェバル デスマン(スロベニア)

○30ゴーティエ・オンクリン(ベルギー)3-6 6-1 6-2 ●17ヤニック・メルテンス(ベルギー)[6]

男子シングルス準々決勝

○8アレクサンダー・エルラー(オーストリア)[5] 6-3 6-1 ●1スカンデル・マンスーリ(チュニジア)[1/Q]

○10トム・コチェバル デスマン(スロベニア)7-6(4) 6-1 ●16ガブリエル・プティ(フランス)[7]

○17ヤニック・メルテンス(ベルギー)[6] 6-2 6-3 ●21フアン バウティスタ・トーレス(アルゼンチン)[JR]

○30ゴーティエ・オンクリン(ベルギー)3-6 6-3 6-4 ●26バンジャマン・ピエトリ(フランス)

男子ダブルス決勝

○1アレクサンダー・エルラー/スカンデル・マンスーリ(オーストリア/チュニジア)[1] 6-0 7-5 ●14中川直樹/田沼諒太(橋本総業ホールディングス)

男子ダブルス準決勝

○1アレクサンダー・エルラー/スカンデル・マンスーリ(オーストリア/チュニジア)[1] 6-3 7-6(2) ●7オリバー・クロフォード/ゴーティエ・オンクリン(アメリカ/ベルギー)

○14中川直樹/田沼諒太(橋本総業ホールディングス)6-4 6-4 ●10アルトゥール・ブキエ/バンジャマン・ピエトリ(フランス)

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写真提供◎田沼諒太:橋本総業ホールディングス所属

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