リスクがダートに逆転勝利で準決勝へ、トップシードのサカーリは敗退 [WTAノッティンガム]
WTAツアー公式戦の「ロスシー・オープン・ノッティンガム」(WTA250/イギリス・ノッティンガム/6月6~12日/賞金総額25万1750ドル/グラスコート)の女子シングルス準々決勝で、第1シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)が第7シードのベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)に4-6 6-4 3-6で敗れた。
アダッド マイアは次のラウンドで、第4シードのジャン・シューアイ(中国)を6-3 6-2で破って勝ち上がったテレザ・マルティンコバ(チェコ)と対戦する。
もうひとつの準決勝は、アリソン・リスク(アメリカ)とビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)の顔合わせとなった。第6シードのリスクがハリエット・ダート(イギリス)に4-6 6-2 6-1で逆転勝利をおさめ、ゴルビッチは第5シードのアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)を6-2 7-6(6)で退けた。
「準決勝に進出し、またもう1試合をプレーできることにわくわくしているわ。ハリエットが何をしてくるかに意識を集中していたから、(風の強い)コンディションはあまり気にしていなかったの。ときどき難しかったけど、私にとって最大のチャレンジはハリエットだった」とリスクは試合後のオンコートインタビューで語った。
2016年大会の準優勝者で2019年ウインブルドンで8強入りした実績を持つリスクはグラスコートで好成績を挙げている選手だが、ダートは母国の観客に支えられていいスタートを切り、一度2-4と追い抜かれてから4ゲームを連取して第1セットを先取した。
「ハリエットはサービスゲームで素晴らしく、グラスコートに適したテニスをする。彼女の動きは非常によかったわ」とリスクは試合を振り返った。
しかし3ゲーム連続のブレークで始まった第2セットではダートに少しミスが増え、堅固さを保ったリスクが続く2セットを連取して準決勝行きの切符を手に入れた。
「非常に厳しいバトルだったわ。今日は勝者となることができ幸運だったと思う」と勝利を喜んだリスクは、「まだ2試合が残っている。でも次の試合に備えることが最大の関心事よ。もちろん優勝することが最終目標だけど、先走りするのはよくないわ」と次戦を見据えた。
写真◎Getty Images
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