サカーリらシード勢6人が2回戦へ、ラドゥカヌはケガで途中棄権 [WTAノッティンガム]

写真はチェンジエンドで治療を受けるエマ・ラドゥカヌ(イギリス)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「ロスシー・オープン・ノッティンガム」(WTA250/イギリス・ノッティンガム/6月6~12日/賞金総額25万1750ドル/グラスコート)の女子シングルス1回戦で、第1シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)がカミラ・オソリオ(コロンビア)を6-2 6-3で下してグラスコートシーズンをスタートした。試合時間は1時間14分。

 サカーリは次のラウンドで、予選勝者のエデン・シルバ(イギリス)を6-4 6-4で破って勝ち上がったレベッカ・マリノ(カナダ)と対戦する。

 その一方で第2シードのエマ・ラドゥカヌ(イギリス)はビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)との1回戦に臨んだが、第1セット3-4の時点でリタイアした。

 序盤から問題を抱えている様子のラドゥカヌは第3ゲーム終了後にメディカルタイムアウトを取りながらも3-1とリードしたが、そこから4ゲームを連続で落とした。ラドゥカヌはふたたびトレーナーを呼んで治療を受けたが、そこで試合続行を断念して棄権を申し入れた。彼女は試合後の記者会見で、正確にわからないが「恐らく肋骨の周辺」に問題が起きたと明かした。

 この日プレーしたサカーリとラドゥカヌ以外のシード勢は第3シードのカミラ・ジョルジ(イタリア)、第4シードのジャン・シューアイ(中国)、第5シードのアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)、第7シードのベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)、第8シードのマグダ・リネッテ(ポーランド)が初戦を突破した。

 そのほかの試合ではケイティ・ブルター(イギリス)がタチアナ・マリア(ドイツ)を4-6 6-1 6-4で、宮崎百合子(イギリス)はマグダレナ・フレッヒ(ポーランド)を6-4 1-6 6-1で倒し、ともに予選から3連勝で2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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