前週決勝の雪辱に成功した今井慎太郎がITFツアーのシングルスで通算10勝目 [M15チェンライ]

写真は男子シングルスで優勝を飾った今井慎太郎(イカイ)(写真提供◎今井慎太郎:イカイ所属)


 国際テニス連盟(ITF)の男子ツアー下部大会「ITF男子テニスツアー」(ITFワールドテニスツアーM15/タイ・チェンライ/6月13~19日/賞金総額1万5000ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第3シードの今井慎太郎(イカイ)が第4シードのブ・ユンチャオケテ(中国)を7-5 6-4で倒してチャンピオンに輝いた。試合時間は1時間24分。

 ふたりは前週に同地で開催された大会(M25)でも決勝で対戦し、ブが6-3 7-5で勝っていた。

 28歳の今井がITFツアーのシングルスでタイトルを獲得したのは、昨年10月のファールン(M25/室内ハードコート)以来でキャリア10度目となる。決勝での戦績は、10勝8敗となった。

 今大会での今井は1回戦で予選勝者のチャンチャイ・スックトン エン(タイ)を6-4 6-3で、2回戦で羽澤慎治(JCRファーマ)を6-2 6-4で下し、準々決勝は第6シードのコンスタンティン・クラフチュク(ロシア)の途中棄権で勝ち上がり、準決勝では予選勝者のサンタブ・スクスムラーン(タイ)を6-2 6-2で破って決勝進出を決めていた。

 ダブルスでは望月勇希(エキスパートパワーシズオカ)/越智真(江崎グリコ)が第2シードから勝ち上がり、決勝でプルチャ・イサロ(タイ)/スクスムラーンに7-6(3) 6-7(4) 5-7で敗れはしたが準優勝を飾った。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、Ret.は途中棄権

上位の試合結果

男子シングルス決勝

○9今井慎太郎(日本/イカイ)[3] 7-5 6-4 ●24ブ・ユンチャオケテ(中国)[4]

男子シングルス準決勝

○9今井慎太郎(日本/イカイ)[3] 6-2 6-2 ●7サンタブ・スクスムラーン(タイ)[Q]

○24ブ・ユンチャオケテ(中国)[4] 6-3 6-3 ●26スン・ファジン(中国)

男子シングルス準々決勝

○7サンタブ・スクスムラーン(タイ)[Q] 7-6(4) 7-5 ●4パラフーム・コバピトゥクテッド(タイ)

○9今井慎太郎(日本/イカイ)[3] 6-4 Ret. ●16コンスタンティン・クラフチュク(ロシア)[6]

○24ブ・ユンチャオケテ(中国)[4] 6-4 6-4 ●17ルビン・ステイサム(ニュージーランド)[7]

○26スン・ファジン(中国)6-4 6-1 ●29タナペット・チャンタ(タイ)[WC]

男子ダブルス決勝

○8プルチャ・イサロ/サンタブ・スクスムラーン(タイ)4-6 6-3 [10-5] ●16望月勇希/越智真(エキスパートパワーシズオカ/江崎グリコ)[2]

男子ダブルス準決勝

○8プルチャ・イサロ/サンタブ・スクスムラーン(タイ)6-4 3-6 [11-9] ●2ブレイク・ベイルドン/ジョーダン・スミス(オーストラリア)

○16望月勇希/越智真(エキスパートパワーシズオカ/江崎グリコ)[2] 6-4 6-2 ●10パリークシット・ソマニ/マニッシュ・スレッシュクマール(インド)

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写真提供◎今井慎太郎:イカイ所属

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