ATPが2022年シーズン後半に『オフコートコーチング』のトライアルを実施、USオープン期間中も継続
ATP(男子プロテニス協会)が火曜日に公式サイトを更新し、シーズンの後半を通して『オフコート』コーチングのトライアルを実施すると発表した。このトライアルの間は、ATPツアーの予選および本戦の最中に決められた席からコーチがコーチングを行うことが許されることになる。
このトライアルは2022年7月11日の週からスタートしてUSオープン期間中にも継続され、11月にイタリア・トリノで開催されるシーズン末のエリート大会「ATPファイナルズ」が終了するまで行われることになる。
オンコートコーチングやヘッドセットを通してのコーチングなど、近年は様々なコーチングのルールが試されてきた。この発表の結果、シーズン後半を通してATPツアーとUSオープンが既にオフコートコーチングのトライアルを行っているWTAツアーと足並みを揃えることになった。
プレーヤーとファンが利益を得るために一貫性を保証することに加え、このトライアルの目的はファンの経験をより楽しいものにするための追加的な興味と洞察のポイントを生み出すことでもある。
トライアルの間、オフコートコーチングは以下の条件下で許可される。
・コーチは大会が指定したコーチ用の席に座らなければならない。
・コーチング(言葉によるもの、言葉を使わないものに限らず)はプレーを妨害せず、対戦相手を邪魔しないという条件下でのみ許される。
・言葉によるコーチングは、自分の選手のコートサイドがコーチの席と同じ側であるときにのみ許される。
・手によるジェスチャーなど仕草によるコーチングはいつでも許される。
・コーチはいかなる理由であれ(トイレ休憩など)選手がコートを離れたときに選手と話すことはできない。
・以上の規則に違反したり、規則を誤用または悪用した者は罰則と罰金を課せられる。
このトライアルは2022年シーズンの終りに関与した複数のカテゴリーの人々によって評価され、続くシーズンにオフコートコーチングを許可するか否かを決めることになる。
写真◎Getty Images
Pick up
-
2024-04-22
予約開始『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)5月3日発売!テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2023-10-30
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「あなたは必ずゲームがうまくなる! [ドリル編]」(堀内昌一著)
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)2月5日発売
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2023-06-13
『ライバルに差をつけろ!自主練習シリーズ テニス』(宮尾英俊著)好評発売中!
『ライバルに差をつけろ!自主練習シリーズ』のバレーボール、バ
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ
-
2023-04-03
『テニスの心理学~“心”技体を鍛えてメンタルタフになれ!』(佐藤雅幸著)
Tennis Magazine extraシリーズの最新刊『
Related
Pick up
-
2024-04-22
予約開始『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)5月3日発売!テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2023-10-30
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「あなたは必ずゲームがうまくなる! [ドリル編]」(堀内昌一著)
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)2月5日発売
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2023-06-13
『ライバルに差をつけろ!自主練習シリーズ テニス』(宮尾英俊著)好評発売中!
『ライバルに差をつけろ!自主練習シリーズ』のバレーボール、バ
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ
-
2023-04-03
『テニスの心理学~“心”技体を鍛えてメンタルタフになれ!』(佐藤雅幸著)
Tennis Magazine extraシリーズの最新刊『
Ranking of articles
-
2024-04-14
18歳の石井さやかがITFツアー初優勝、プロ転向後の初タイトルを獲得 [W35富士薬品セイムス ウィメンズカップ]
-
2024-04-13
2024年最初の国内ジュニア全国大会は鈴木琉斗(神奈川/慶應義塾高校)と上村睦実(愛知/名古屋LTC)が優勝 [MUFGジュニア2024]
-
2024-04-15
トップシードを守った内田海智が2021年10月以来のITFツアー9勝目 [M15キロタ]
-
2024-04-14
片山翔が男子シングルス2連覇、中川舜祐/楠原悠介はダブルス優勝 [第60回東京オープン]
-
2024-04-13
青山修子/柴原瑛菜が代表戦9試合目で初黒星、日本は3勝1敗でカザフスタンに勝利 [ビリージーンキングカップ日本対カザフスタン]