前年覇者オスタペンコが3回戦へ、トップ10プレーヤー3人は初戦敗退 [WTAイーストボーン]

写真はエレナ・オスタペンコ(ラトビア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「ロスシー国際イーストボーン」(WTA500/イギリス・イーストボーン/6月19~25日/賞金総額75万7900ドル/グラスコート)の女子シングルス2回戦で、第8シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)がアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)を6-4 6-4で下してタイトル防衛に向けた挑戦をスタートした。

 シード勢は1回戦がBYEで免除されており、オスタペンコはこの試合が初戦だった。第1セット2-4から4ゲームを連取したオスタペンコは第2セット第1ゲームのサービスゲームを落としたが、直ぐに追いつくと最後にもう一度ブレークして1時間17分で試合を締めくくった。

 オスタペンコは次のラウンドで、ローレン・デービス(アメリカ)との同胞対決を6-4 6-3で制して勝ち上がった第11シードのマディソン・キーズ(アメリカ)と対戦する。

 この日は3人のトップ10プレーヤーが初戦に臨んだが、第1シードのパウラ・バドーサ(スペイン)、第3シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)、第4シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)が揃って敗れる波乱が起きた。

 アンヘリーナ・カリニーナ(ウクライナ)がサカーリを3-6 7-5 6-4で、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したケイティ・ブルター(イギリス)がプリスコバを1-6 6-4 6-4で、ワイルドカードを得て参戦したジョディー・バレージ(イギリス)はバドーサを6-4 6-3で倒してそれぞれ番狂わせを演じた。

 そのほかの試合では第12シードのカミラ・ジョルジ(イタリア)、第14シードのペトラ・クビトバ(チェコ)、第15シードのベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)、マルタ・コスチュク(ウクライナ)、予選勝者のレシヤ・ツレンコ(ウクライナ)、ラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のビクトリヤ・トモバ(ブルガリア)、予選勝者のキルステン・フリプケンス(ベルギー)が16強入りを決めた。

 第7シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)がコスチュクに6-4 3-6 4-6で、第9シードのエレナ・リバキナ(カザフスタン)がツレンコに6-1 5-7 3-6で、エリース・メルテンス(ベルギー)はフリプケンスに2-6 6-2 1-6で敗れ、それぞれ初戦でシードダウンを喫した。

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写真◎Getty Images

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