オスタペンコがグラスコートでのツアー初タイトルを獲得、最高の形でウインブルドンへの準備を完了 [イーストボーン国際]

写真はグラスコート大会でのツアー初優勝を飾ったエレナ・オスタペンコ(ラトビア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「バイキング国際イーストボーン」(WTA500/イギリス・イーストボーン/6月21~26日/賞金総額56万5530ドル/グラスコート)の女子シングルス決勝でエレナ・オスタペンコ(ラトビア)がアネット・コンタベイト(エストニア)を6-3 6-3で倒してチャンピオンに輝き、最高の形でウインブルドンのための準備を終えた。これはオスタペンコにとって、グラスコートでのツアー初タイトルとなる。

 2017年フレンチ・オープン覇者でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て出場したオスタペンコはツアー大会で2019年以来となる優勝を飾り、キャリア4勝目を挙げた。

 オスタペンコは2017年ウインブルドンで準々決勝、その翌年には準決勝に進出しており、2014年にはジュニアの部でタイトルを獲得していた。しかし彼女は前回プレーした2年前のウインブルドンでは1回戦負けを喫しており、今年のオーストラリアン・オープンとフレンチ・オープンでも初戦で敗れていた。オールイングランド・クラブでの本戦は、月曜日にスタートする。

「これで自信がついたと思うから、ウインブルドンでいいテニスを見せるときがきたかもしれないわね」と今や24歳となった世界ランク43位のオスタペンコはコメントした。

 イーストボーンで決勝がノーシードの選手同士の対戦となったのは、2013年以来のことだった。世界27位で25歳のコンタベイトがWTAツアーの決勝でプレーしたのは8度目だったが、戦績は1勝7敗となった。

 このあとにはダブルス決勝が行われ、第2シードの青山修子(近藤乳業)/柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)が第1シードのニコール・メリカ(アメリカ)/デミ・シヒュース(オランダ)を6-1 6-4で下して今季4勝目を挙げた。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(C)AP(テニスマガジン)


女子ダブルス優勝の青山修子(左)/柴原瑛菜(近藤乳業/橋本総業ホールディングス)(Getty Images)

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写真◎Getty Images

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