今村咲が初めてペアを組んだヌグロホとのダブルスでITFツアー3勝目 [W25グルグラム]

写真は2020年オーストラリアン・オープン・ジュニアでの今村咲(EMシステムズ)(撮影◎毛受亮介)


 国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「テニスプロジェクトITF女子2万5000ドル」(ITFワールドテニスツアーW25/インド・ハリヤーナ州グルグラム/6月20~26日/賞金総額2万5000ドル/ハードコート)の女子ダブルス決勝で、ノーシードから勝ち上がってきた今村咲(EMシステムズ)/プリスカ マデリン・ヌグロホ(インドネシア)が第2シードの小堀桃子/松田美咲(ともに橋本総業ホールディングス)を6-4 7-5で下して優勝を飾った。試合時間は1時間26分。

 ヌグロホと今村は、今大会で初めてペアを組んでダブルスに出場。20歳の今村がITFツアーでタイトルを獲得したのは、倉持美穂(フリー)と参戦した5月のカンクン(W15/ハードコート)以来でキャリア3度目となる。

 今大会での今村/ヌグロホは1回戦でスムリティ・バーシン/サハジャ・ヤマラパリ(ともにインド)を6-1 6-3で、準々決勝で第4シードのプンニン・コバピクテッド(タイ)/ディアナ・マルチンケビカ(ラトビア)を6-4 6-3で、準決勝ではソフィア・コストウラス(ベルギー)/エレナ・プリダンキナ(ロシア)を7-5 6-3で破って決勝進出を決めていた。

 今村はシングルスでも3試合を勝ち上がり、準決勝でコストウラスに2-6 4-6で敗れはしたが4人が出場した同種目の日本勢で最高成績をマークした。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Ret.は途中棄権

上位の試合結果

女子シングルス決勝

○17カルマン・タンディ(インド)[8] 6-4 2-6 6-1 ●6ソフィア・コストウラス(ベルギー)

女子シングルス準決勝

○6ソフィア・コストウラス(ベルギー)6-2 6-4 ●11今村咲(日本/EMシステムズ)

○17カルマン・タンディ(インド)[8] 6-2 6-3 ●29プンニン・コバピクテッド(タイ)

女子シングルス準々決勝

○6ソフィア・コストウラス(ベルギー)6-4 6-4 ●1ディアナ・マルチンケビカ(ラトビア)[1]

○11今村咲(日本/EMシステムズ)6-2 3-6 6-4 ●14アンナ・ウコロワ(ロシア)

○17カルマン・タンディ(インド)[8] 6-3 6-4 ●23バイデヒ・チャウダリ(インド)

○29プンニン・コバピクテッド(タイ)2-1 Ret. ●27シュリバリ ラシュミカ・バミディパティ(インド)

女子ダブルス決勝

○7今村咲/プリスカ マデリン・ヌグロホ(EMシステムズ/インドネシア)6-4 7-5 ●16小堀桃子/松田美咲(橋本総業ホールディングス)[2]

女子ダブルス準決勝

○7今村咲/プリスカ マデリン・ヌグロホ(EMシステムズ/インドネシア)7-5 6-3 ●2ソフィア・コストウラス/エレナ・プリダンキナ(ベルギー/ロシア)

○16小堀桃子/松田美咲(橋本総業ホールディングス)[2] 6-2 6-4 ●9ゴザル・アインディノバ/ジール・デサイ(カザフスタン/インド)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

撮影◎毛受亮介

Pick up

Related

Ranking of articles