前週の予選からマッチ11連勝のペラが2大会連続決勝進出「何かが変わった」 [ハンブルク・オープン]
WTAツアー公式戦の「ハンブルク・ヨーロピアン・オープン」(WTA250/ドイツ・ハンブルク/7月17~23日/賞金総額25万1750ドル/クレーコート)の女子シングルス準決勝で27歳のベルナルダ・ペラ(アメリカ)が第7シードのマリナ・ザネフスカ(ベルギー)を6-2 6-4で下し、ツアー初タイトルを獲得した前週のブダペストに続く2週連続優勝に王手をかけた。
この結果で世界ランク81位のペラは、前週の予選から続いている連勝を「11」に伸ばした。驚くべきことにペラはこの連勝が始まる前、4大会連続初戦敗退を喫していた。彼女は2月にドーハの予選で右腿を負傷し、約2ヵ月の戦線離脱を余儀なくされていた。
「私は長い間、懸命に努力を積み続けてきた。そして練習ではよくなっていたのに試合ではそれを実践することができていなかったの。でも何かが変わった。もしかしたら、私は少しリラックスしたのかもしれない。勝利に次の勝利が続き、自身が膨らんで変化が生まれたのよ」と試合後にペラはコメントした。
ペラは決勝で、アナスタシア・ポタポワ(ロシア)を6-3 7-5で破って勝ち上がった第1シードのアネット・コンタベイト(エストニア)と対戦する。ふたりは先月にウインブルドンの1回戦で一度顔を合わせており、コンタベイトが7-5 6-1で勝っている。
相手の9本に対して17本のウィナーを決めたコンタベイトは第1セットをバックハンドのウィナーで締めくくったが、第2セットでは5-2から5-5に追いつかれて最後に苦労することになった。しかしコンタベイトはそこで体勢を立て直して6-5とするこの日7度目のブレークに成功し最後のゲームをきっちりキープして勝利をもぎ取った。
写真◎Getty Images
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