ペラがクルニッチを下して予選から優勝を飾った今季3人目の選手に「まだ少しショックを受けている」 [ハンガリアン・グランプリ]

写真はサンクトペテルブルク・レディース・トロフィーでのベルナルダ・ペラ(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「ハンガリアン・グランプリ」(WTA250/ハンガリー・ブダペスト/7月11~17日/賞金総額25万1750ドル/クレーコート)の女子シングルス決勝で、予選から勝ち上がってきたベルナルダ・ペラ(アメリカ)がアレクサンドラ・クルニッチ(セルビア)を6-3 6-3で下してチャンピオンに輝いた。

 27歳のペラはカテリーナ・シニアコバ(チェコ)とのペアで参戦したダブルスで1月にメルボルンでツアー初優勝を飾ったが、シングルスでは過去4度のツアー準決勝で一度も勝ったことがなかった。彼女は今季に女子シングルスで初タイトルを獲得した4人目の選手であるとともに、3人目の予選勝者となった。

「凄く感激している。この結果にまだ少しショックを受けているわ。でも私は自分がいいテニスをプレーしたと感じており、この勝利に凄く興奮している」とペラは試合後に語った。

「彼女(クルニッチ)がいいプレーをしたから、私のレベルも引き上げられたの。彼女は素晴らしい選手であり、先週あたりから乗っていたと思う。今日の試合も、決して簡単ではなかった。彼女は非常に速く打ってくるから、私も俊敏に動いて早い段階でポイントの主導権を握らなければならなかった。それができてよかったわ」

 29歳のクルニッチは今大会で僅か13ゲームしか落とさず4試合を勝ち上がってきたが、ペラに対して3戦全敗となった。

「シーズンの出だしは小さなケガに苦しめられ、とても厳しかった。それもあってここまであまり勝てず厳しい年だったけど、それがあっという間に変わったわ」とペラは今季を振り返った。

 このあとに行われたダブルス決勝では、第4シードのエカテリーネ・ゴルゴゼ/オクサーナ・カラシニコワ(ともにジョージア)がカタジーナ・ピテール(ポーランド)/キンバリー・ジマーマン(ベルギー)を1-6 6-4 [10-6]で倒して優勝を飾った。

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写真◎Getty Images

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