アトランタのファイナリストを連破した西岡良仁が16強入り、デミノーに3連勝 [シティ・オープン]

写真は西岡良仁(ミキハウス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「シティ・オープン」(ATP500/アメリカ・ワシントンDC/8月1~7日/賞金総額210万8110ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、西岡良仁(ミキハウス)が第11シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)を3-6 7-6(6) 6-2で倒してベスト16進出を決めた。試合時間は2時間35分。

 シード勢は1回戦がBYEで免除されており、デミノーはこの試合が初戦だった。

 第1セットを先取したデミノーは第2セット5-4のサービング・フォー・ザ・マッチでブレークバックを許し、タイブレークでは6-5としてマッチポイントを握りながら決めきれなかった。

 ワシントンDCに2年連続5度目の出場となる26歳の西岡は、2019年の3回戦進出がこれまでの最高成績。昨年はジャック・ソック(アメリカ)に対する1回戦で第1セットを先取したが、右脚のケガを理由に第2セット途中で棄権を強いられていた。

 この結果で西岡は、デミノーとの対戦成績を3勝0敗とした。両者は2018年3月のマイアミ1回戦と19年8月のシンシナティ(ともにATP1000/ハードコート)3回戦で顔を合わせ、いずれも西岡がストレートセットで勝っていた。

 今大会での西岡は1回戦でジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)を6-4 6-3で倒し、3月のマイアミ以来となるツアーレベルの勝ち星を挙げていた。

 西岡は次のラウンドで、第7シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)と対戦する。ハチャノフは前日に行われた2回戦で、予選勝者のドミニク・コプファー(ドイツ)を6-7(3) 7-5 6-4で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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