バドーサが追い込まれるもマンドリコワの娘に金星を許さず準々決勝進出 [シリコンバレー・クラシック]

写真はパウラ・バドーサ(スペイン)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「ムバダラ・シリコンバレー・クラシック」(WTA500/アメリカ・カリフォルニア州サンノゼ/8月1~7日/賞金総額75万7900ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第2シードのパウラ・バドーサ(スペイン)がエリザベス・マンドリク(アメリカ)を6-2 5-7 7-6(5)で振りきりベスト8進出を決めた。試合時間は2時間31分。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、バドーサはこの試合が初戦だった。

 第3セット5-3とリードした21歳のマンドリクは5-4と6-5で2度サービング・フォー・ザ・マッチを迎えたがその都度ブレークバックを許し、何度か勝利まであと2ポイントというところまで迫りながらタイブレークの末に金星を逃した。

 元グランドスラム大会チャンピオンのハナ・マンドリコワ(オーストラリア)を母に持つ世界ランク240位のマンドリクは土壇場で受け取ったワイルドカード(主催者推薦枠)で滑り込んだ予選を勝ち抜き、1回戦でアリソン・リスク アムリトラジ(アメリカ)を6-3 6-3で破ってツアーレベルでの初勝利を挙げていた。

 バドーサは準々決勝で、第6シードのコリ・ガウフ(アメリカ)と大坂なおみ(フリー)の勝者と対戦する。

 そのほかの試合では第3シードのオンス・ジャバー(チュニジア)がマディソン・キーズ(アメリカ)を7-5 6-1で下し、第7シードのダリア・カサキナ(ロシア)が予選勝者のテイラー・タウンゼント(アメリカ)を6-4 6-0で退け、アマンダ・アニシモワ(アメリカ)は第8シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)を3-6 7-5 6-1で倒してそれぞれ8強入りを決めた。

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写真◎Getty Images

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