西岡良仁が死闘の末にエバンズを倒し、ATP500で初のベスト4進出 [シティ・オープン]

写真は西岡良仁(ミキハウス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「シティ・オープン」(ATP500/アメリカ・ワシントンDC/8月1~7日/賞金総額210万8110ドル/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、西岡良仁(ミキハウス)が第16シードのダニエル・エバンズ(イギリス)との死闘を7-6(5) 4-6 7-5で制してベスト4進出を果たした。試合時間は3時間35分。

 ツアー大会で西岡が準々決勝を突破したのは準優勝を飾った2020年2月のデルレイビーチ(ATP250/ハードコート)以来で4度目だが、ATP500では初となる。

 ワシントンDCに2年連続5度目の出場となる26歳の西岡は、2019年の3回戦進出がこれまでの最高成績だった。昨年はジャック・ソック(アメリカ)に対する1回戦で第1セットを先取したが、右脚のケガを理由に第2セット途中で棄権を強いられていた。

 この結果で西岡は、エバンズとの対戦成績を5勝0敗とした。今シーズンは3月にマイアミ(ATP1000/ハードコート)の2回戦で顔を合わせ、西岡が3-6 6-4 6-3で勝っていた。

 今大会での西岡は1回戦でジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)を6-4 6-3で、2回戦で第11シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)を3-6 7-6(6) 6-2で、3回戦では第7シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)を7-6(2) 7-6(1)で破って初の8強入りを決めていた。

 西岡は次のラウンドで、第1シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)と対戦する。ルブレフは準々決勝で、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したJ.J.ウルフ(アメリカ)を6-2 6-3で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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