トップ10プレーヤーを連破したカサキナが2年連続決勝進出、快進撃のロジャーズはツアー初優勝に王手 [シリコンバレー・クラシック]

写真はダリア・カサキナ(ロシア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「ムバダラ・シリコンバレー・クラシック」(WTA500/アメリカ・カリフォルニア州サンノゼ/8月1~7日/賞金総額75万7900ドル/ハードコート)の女子シングルス準決勝が行われ、ダリア・カサキナ(ロシア)とシェルビー・ロジャーズ(アメリカ)がタイトルをかけて対決することになった。

 前年の準優勝者で第7シードのカサキナが第2シードのパウラ・バドーサ(スペイン)を6-2 6-4で倒し、ロジャーズは第9シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)を6-3 6-4で退けた。

 ウインブルドン優勝者のエレナ・リバキナ(カザフスタン)に勝って大会をスタートした25歳のカサキナは前のラウンドで第4シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)を破っており、トップ10プレーヤー2人を連破して今季初の決勝進出を決めた。

 ここまでの4試合で1セットも落とさず勝ち上がってきた29歳のロジャーズは、2016年2月のリオデジャネイロ(WTAインターナショナル/クレーコート)以来となる3度目のツアー決勝で初優勝を目指している。

 決勝で戦う両者の対戦成績は、1勝1敗のイーブン。今シーズンは5月にフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)の3回戦で顔を合わせ、カサキナが6-3 6-2で勝っている。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles