岡村恭香がITFツアーのシングルスでキャリア2勝目、プリプーチとのダブルスも制して2冠達成 [W25高陽]

写真は女子シングルスで優勝を飾った岡村恭香(橋本総業ホールディングス/右側)(写真◎大会提供)


 国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「ITF NH農協女子チャレンジ」(ITFワールドテニスツアーW25/韓国・高陽/8月22~28日/賞金総額2万5000ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第1シードの岡村恭香(橋本総業ホールディングス)が第2シードのピアンタン・プリプーチ(タイ)に1-6 6-4 6-3で逆転勝利をおさめて優勝を飾った。試合時間は2時間23分。

 26歳の岡村がITFツアーのシングルスでタイトルを獲得したのは、2016年5月の久留米(ITF5万ドル/砂入り人工芝コート)以来でキャリア2度目(準優勝8回)となる。

 今大会での岡村は1回戦で予選勝者の細沼千紗(フリー)を6-1 6-3で、2回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のイ・ソギョン(韓国)を6-3 6-4で、準々決勝で第5シードの小堀桃子(橋本総業ホールディングス)を6-4 6-2で、準決勝ではクララ・ブラッセラー(ベルギー)を6-1 6-4で破って決勝進出を決めていた。

 岡村はプリプーチとのペアで第1シードで出場したダブルスでも決勝でキム・ダビン(韓国)/プンニン・コバピクテッド(タイ)を6-1 6-0で倒しており、単複2冠を達成した。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

上位の試合結果

女子シングルス決勝

○1岡村恭香(日本/橋本総業ホールディングス)[1] 1-6 6-4 6-3 ●32ピアンタン・プリプーチ(タイ)[2]

女子シングルス準決勝

○1岡村恭香(日本/橋本総業ホールディングス)[1] 6-1 6-4 ●11クララ・ブラッセラー(ベルギー)

○32ピアンタン・プリプーチ(タイ)[2] 6-0 6-2 ●17プンニン・コバピクテッド(タイ)[6]

女子シングルス準々決勝

○1岡村恭香(日本/橋本総業ホールディングス)[1] 6-4 6-2 ●8小堀桃子(日本/橋本総業ホールディングス)[5]

○11クララ・ブラッセラー(ベルギー)6-2 6-2 ●13チェ・ジヒ(韓国)

○17プンニン・コバピクテッド(タイ)[6] 3-6 7-6(6) 6-1 ●23バク・ダヨン(韓国)

○32ピアンタン・プリプーチ(タイ)[2] 6-2 6-0 ●28チョン・ボヨン(韓国)

女子ダブルス決勝

○1岡村恭香/ピアンタン・プリプーチ(橋本総業ホールディングス/タイ)[1] 6-1 6-0 ●15キム・ダビン/プンニン・コバピクテッド(韓国/タイ)

女子ダブルス準決勝

○1岡村恭香/ピアンタン・プリプーチ(橋本総業ホールディングス/タイ)[1] 6-1 6-3 ●8バク・ダヨン/イ・ウネ(韓国)

○15キム・ダビン/プンニン・コバピクテッド(韓国/タイ)6-1 6-4 ●9波形純理/澤柳璃子(フリー/安藤証券)


女子ダブルスで優勝を飾った岡村恭香(橋本総業ホールディングス/左側)とピアンタン・プリプーチ(タイ/右側)(写真◎大会提供)

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