ATPツアー下部大会の「バンコク・オープン2」（チャレンジャー50／タイ・ノンタブリー／8月29日～9月4日／賞金総額3万7520ドル／ハードコート）の男子ダブルス決勝で、ベンジャミン・ロック（ジンバブエ）／清水悠太（三菱電機）がフランシス ケーシー・アルカンタラ（フィリピン）／クリストファー・ルンガット（インドネシア）とのノーシード対決を6-1 6-3で制して優勝を飾った。試合時間は52分。

　ロックと清水は、今大会で初めてペアを組んでダブルスに出場。23歳の清水がチャレンジャー大会でタイトルを獲得したのは、単複を通して初となる。

　今大会でのロック／清水は1回戦でワイルドカード（主催者推薦枠）のプルチャ・イサロ／サンタブ・スクスムラーン（ともにタイ）を7-6(1) 6-2で、準々決勝で松井俊英（ASIA PARTNERSHIP FUND）／上杉海斗（江崎グリコ）を3-6 6-1 [10-2]で、準決勝ではチョン・ユンソン（韓国）／ベイビット・ズカイェフ（カザフスタン）を7-6(4) 6-3で破って決勝進出を決めていた。

　シングルスの日本勢は3人が本戦入りしたが、第1シードの綿貫陽介（フリー）と予選を勝ち上がった島袋将（有沢製作所）が2回戦に進出したのが最高成績だった。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位、WCはワイルドカード（主催者推薦枠）、Qは予選勝者、LLはラッキールーザー（予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手）、SEはスペシャル・イグザンプト（前週大会で勝ち残ったため予選に出場できない選手を救済するための特別出場枠）、Altは繰り上がり出場

日本人選手の試合結果

男子シングルス2回戦

●1綿貫陽介（日本／フリー）[1] 6-7(2) 3-6 ○4ヴァランタン・バシュロ（モナコ）[SE]

●6島袋将（日本／有沢製作所）6-2 3-6 4-6 ○7ベイビット・ズカイェフ（カザフスタン）[Q]

男子シングルス1回戦

○1綿貫陽介（日本／フリー）[1] 6-1 6-3 ●2アリベック・カフマゾフ（ロシア）

○6島袋将（日本／有沢製作所）6-2 6-4 ●5ダニエル・クキエルマン（イスラエル）[LL]

●8清水悠太（日本／三菱電機）[LL] 3-6 6-7(8) ○7ベイビット・ズカイェフ（カザフスタン）[Q]

男子ダブルス決勝

○5ベンジャミン・ロック／清水悠太（ジンバブエ／三菱電機）[3] 6-1 6-3 ●15フランシス ケーシー・アルカンタラ／クリストファー・ルンガット（フィリピン／インドネシア）

男子ダブルス準決勝

○5ベンジャミン・ロック／清水悠太（ジンバブエ／三菱電機）[3] 7-6(4) 6-3 ●3チョン・ユンソン／ベイビット・ズカイェフ（韓国／カザフスタン）

男子ダブルス準々決勝

○5ベンジャミン・ロック／清水悠太（ジンバブエ／三菱電機）[3] 3-6 6-1 [10-2] ●8松井俊英／上杉海斗（ASIA PARTNERSHIP FUND／江崎グリコ）

●2島袋将／渡邉聖太（有沢製作所／ノア・インドアステージ）3-6 4-6 ○3チョン・ユンソン／ベイビット・ズカイェフ（韓国／カザフスタン）

男子ダブルス1回戦

○5ベンジャミン・ロック／清水悠太（ジンバブエ／三菱電機）[3] 7-6(1) 6-2 ●6プルチャ・イサロ／サンタブ・スクスムラーン（タイ）[WC]

○8松井俊英／上杉海斗（ASIA PARTNERSHIP FUND／江崎グリコ）7-6(4) 7-6(6) ●7エフゲニー・ドンスコイ／アリベック・カフマゾフ（ロシア）

○2島袋将／渡邉聖太（有沢製作所／ノア・インドアステージ）6-3 3-6 [10-8] ●1トリスタン・スクールケイト／デイン・スウィーニー（オーストラリア）[1]

予選決勝

●12清水悠太（日本／三菱電機）[10/Alt] 0-6 6-4 3-6 ○9アルトゥール・カゾー（フランス）[3]

予選1回戦

○12清水悠太（日本／三菱電機）[10/Alt] 6-2 6-2 ●11ジラット・ナバシリソンブーン（タイ）[WC]

●14中川直樹（日本／橋本総業ホールディングス）1-6 4-6 ○13ベイビット・ズカイェフ（カザフスタン）[4]