ナダルが3試合目で初のストレート勝利、同じ1986年生まれのガスケに18連勝 [USオープン]
今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月29日~9月11日/ハードコート)の男子シングルス3回戦で、第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)がリシャール・ガスケ(フランス)を6-0 6-1 7-5で下してベスト16に進出した。試合時間は2時間17分。
ふたりはこれがツアーレベルで18回目のマッチアップだったが、ナダルの18連勝となった。
フラッシングメドウに3年ぶり16回目の出場出場となる36歳のナダルは、これまでに4度(2010年、13年、17年、19年)タイトルを獲得。前回プレーした2019年は決勝でダニール・メドベージェフ(ロシア)との死闘を7-5 6-3 5-7 4-6 6-4で制し、グランドスラム19勝目を挙げた。
腹筋のケガで棄権を強いられた先月のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)を最後に公式戦でプレーしていなかったナダルは2週間前のシンシナティ(ATP1000/ハードコート)で復帰したが、初戦となる2回戦でボルナ・チョリッチ(クロアチア)にフルセットで敗れていた。
ナダルは次のラウンドで、第14シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)を7-6(7) 6-4 6-4で破って勝ち上がった第22シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)と対戦する。
そのほかの試合では第11シードのヤニク・シナー(イタリア)がブランドン・ナカシマ(アメリカ)を3-6 6-4 6-1 6-2で退け、イリヤ・イバシカ(ベラルーシ)は第26シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)を6-4 3-6 6-2 6-3で倒し、勝ち上がった両者が4回戦で顔を合わせることになった。
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位
男子シングルス3回戦|主な試合結果
○68イリヤ・イバシカ(ベラルーシ)6-4 3-6 6-2 6-3 ●72ロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)[26]
○80ヤニク・シナー(イタリア)[11] 3-6 6-4 6-1 6-2 ●75ブランドン・ナカシマ(アメリカ)
○120フランシス・ティアフォー(アメリカ)[22] 7-6(7) 6-4 6-4 ●113ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)[14]
○128ラファエル・ナダル(スペイン)[2] 6-0 6-1 7-5 ●124リシャール・ガスケ(フランス)
写真◎Getty Images
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