第3セットのタイブレークを制したアルカラスがグランドスラム初優勝に王手 [USオープン]

写真はタイブレークの末に第3セットを奪取したカルロス・アルカラス(スペイン)(Getty Images)


 今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月29日~9月11日/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第3シードのカルロス・アルカラス(スペイン)と第5シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)が対戦。セットカウント1-1で迎えた第3セットはタイブレークにもつれ込み、アルカラスが6-4 2-6 7-6(1)とリードして優勝にあと1セットと迫った。

 両者の過去の対戦成績は、2勝0敗でアルカラスがリード。今シーズンは4月にマイアミ(ATP1000/ハードコート)の決勝で対決し、アルカラスが7-5 6-4で勝っている。

 今シーズンのアルカラスは4月のマイアミと5月のマドリッド(ATP1000/クレーコート)のATPマスターズ1000大会を含む4勝を挙げてトップ10入りを果たし、グランドスラム自己最高のシード順位で今大会を迎えている。

 23歳のルードは6月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)でグランドスラム決勝を経験しており、ラファエル・ナダル(スペイン)に3-6 3-6 0-6で敗れはしたが準優勝を飾っていた。

 この試合の勝者はグランドスラム初優勝を果たすだけでなく、大会後に更新されるATPランキングで世界ナンバーワンの座に就くことができる。

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写真◎Getty Images

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