決勝はともにツアー2勝目を目指すシャポバロフと西岡良仁の対決に [韓国オープン]

写真はUSオープンでのデニス・シャポバロフ(カナダ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「Eugene韓国オープン・テニス選手権」(ATP250/韓国・ソウル/9月26日~10月2日/賞金総額123万7570ドル/ハードコート)の男子シングルス準決勝で第4シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)が第8シードのジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)を7-5 6-4で下し、2019年10月以来のツアー2勝目に王手をかけた。
 
 終始アグレッシブにプレーしたシャポバロフは1時間35分の戦いの間に24本のウィナーを叩き込み、昨年のストックホルム以来となるキャリア5度目のツアー決勝進出を決めた。

「今日のパフォーマンスにはとても満足している。ジェンソンは非常にやりにくい相手だ。今日は勝って決勝に進むことができて凄くうれしいよ」とシャポバロフは試合後にコメントした。

 先にサービスゲームを落としたシャポバロフは直後に取り返して3-3から今後は自分がブレークしたが、5-4で迎えたサービスゲームをキープできずかなり手こずらされた。しかしそこでも攻撃的な姿勢を崩さなかったシャポバロフは次のゲームで3度目のブレークに成功して第1セットを先取すると、第2セットに入ると安定したサービスキープで勝利に向けて突き進んだ。

 シャポバロフは最終ラウンドで、日本の西岡良仁(ミキハウス)と対戦する。西岡はラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)ながら強敵を倒して勝ち上がってきたアレクサンダー・コバチェビッチ(アメリカ)を6-3 4-6 6-3で振りきり、ツアーレベルで今季2度目の決勝進出を果たした。

 僅か5本しかアンフォーストエラーを犯さない堅固さで1時間54分の戦いを制した27歳の西岡は、2018年9月の深圳以来となるキャリア2度目のツアー優勝を目指している。

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写真◎Getty Images

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