ティアフォーが今大会で初めてセットを落とすもクォン・スンウを倒してツアー2勝目に王手 [楽天ジャパンオープン]

写真はフランシス・ティアフォー(アメリカ)(撮影◎BBM)


 3年ぶりの開催となる国内唯一のATPツアー公式戦「楽天ジャパンオープン」(ATP500/東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/本戦10月3~9日/賞金総額210万8110ドル/ハードコート)の男子シングルス準決勝で、第4シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)がクォン・スンウ(韓国)を6-2 0-6 6-4で振りきりツアー2勝目に王手をかけた。試合時間は1時間36分。

 楽天ジャパンオープンに4年ぶり3度目の出場となる24歳のティアフォーは、初参戦だった2017年は予選決勝でステファノス・チチパス(ギリシャ)に敗れて本戦入りを逃していた。翌年にダイレクトインしたティアフォーは本戦初勝利を挙げたあと、2回戦でケビン・アンダーソン(南アフリカ)に3-6 6-2 3-6で敗れていた。

 この結果でティアフォーは、クォンとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は昨年7月に東京オリンピック(東京・有明テニスの森/ハードコート)の1回戦で一度顔を合わせており、ティアフォーが6-3 6-2で勝っていた。

 今大会でのティアフォーは1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)の内山靖崇(積水化学工業)を6-3 6-4で、2回戦でベルナベ・サパタ ミラージェス(スペイン)を6-1 7-6(7)で、準々決勝ではミオミル・キツマノビッチ(セルビア)を6-0 6-4で破って4強入りを決めていた。

 ティアフォーは決勝で、第3シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)と第7シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)の勝者と対戦する。

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写真◎BBM

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