韓国のクォン・スンウがマルチネスとのノーシード対決を制してATP500大会で初のベスト4進出 [楽天ジャパンオープン]

写真はクォン・スンウ(韓国)(撮影◎BBM)


 3年ぶりの開催となる国内唯一のATPツアー公式戦「楽天ジャパンオープン」(ATP500/東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/本戦10月3~9日/賞金総額210万8110ドル/ハードコート)の男子シングルス準々決勝でクォン・スンウ(韓国)がペドロ・マルチネス(スペイン)とのノーシード対決を6-3 6-0で制し、ATP500大会で初のベスト4進出を果たした。試合時間は1時間20分。

 楽天ジャパンオープンに3年ぶりの出場となる24歳のクォンは、ダイレクトインで初の本戦入り。初参戦だった2019年は、予選決勝でパブロ・アンドゥハル(スペイン)に5-7 4-6で敗れていた。

 ともに1997年生まれだが、ふたりが対決したのはこれが初めてだった。お互いにATP500大会で準々決勝をプレーしたのは2度目だったが、初勝利を挙げたのはクォンのほうだった。

 今大会でのクォンは1回戦で第6シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)を6-3 6-2で、2回戦ではマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)を6-3 6-7(4) 6-2で破って8強入りを決めていた。

 ツアー初優勝を飾った昨年9月のヌルスルタン(ATP250/室内ハードコート)のポイントを失ったクォンは世界ランク120位で今大会を迎えているが、ランキングの動向をリアルタイムで伝えるATPライブランキングで86位に浮上しトップ100返り咲きを確定させた。

 クォンは次のラウンドで、第4シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)と対戦する。ティアフォーは準々決勝で、ミオミル・キツマノビッチ(セルビア)を6-0 6-4で下して勝ち上がった。

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写真◎BBM

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