「来年も必ず戻ってくる」キリオスが左膝を痛め、準々決勝を棄権 [楽天ジャパンオープン]

記者会見で棄権の理由を語るニック・キリオス(オーストラリア)(写真◎BBM)


 3年ぶりの開催となる国内唯一のATPツアー公式戦「楽天ジャパンオープン」(ATP500/東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/本戦10月3~9日/賞金総額210万8110ドル/ハードコート)の男子シングルスで第5シードのニック・キリオス(オーストラリア)が左膝を痛めたため、第3シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)との準々決勝を棄権すると発表した。

「シングルスとダブルスを合計4試合戦ってきて何も問題なかったが、今日の練習で左膝に痛みが出た。USオープンの頃から気になっていた箇所だ。棄権することは直ぐに決断したよ。大好きな大会を最後まで戦えずに残念だ。シングルスとダブルスどちらも優勝できると思っていただけに、本当に残念だ。間違いなく来年もこの大会に戻ってくるよ」

――勝ち残っている選手で誰が優勝できるか?

「凄い質問をするもんだな。4人とも凄くいい選手だ。ヨネックスのラケットを使っている選手が3人もいるから、いいね」

――今後の予定は?

「あと数日日本に留まる予定だったが、早めにオーストラリアへ帰る。そのあとはバーゼル、パリのインドア大会に出場する予定だ。オーストラリアン・オープンへの出場を取りやめるほど、酷いケガではない」

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